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生活弱者を地域で支える 池袋で空き家活用プロジェクト「セーフティーネット住宅」

築35年の住宅リフォーム~空き家と住宅確保が困難な人びとをマッチング

アイネックス小池です

「生活弱者を地域で支える 池袋で空き家活用プロジェクト」とは?
豊島区の空き家率は23区内では最も高い数字だそうです。(2018年総務省調べ)
小池都知事がかつて存在した(豊島区も含まれていた)東京10区の衆議院議員時代に、豊島区の空き家問題を云々していたことを思い出しましたが、23区で最も高いとは知りませんでした。
しかし一方では高齢者等への大家さんの入居拒否感は根強く、日本賃貸住宅管理協会の調査では、高齢者世帯や障がい者がいる世帯の入居に対して拒否感がある大家さんがともに70%を超えているそうです。
そこで空き家と住宅確保が困難な人びとをマッチングすることで、双方が抱える問題を一緒に解決できないかと考えたのが、このセーフティーネット住宅を構築するプロジェクトです。

セーフティーネット住宅とは、「住宅セーフティーネット制度」に基づき登録され、住宅確保要配慮者(高齢者、障害者、子育て世帯など)の入居を拒まない賃貸住宅のことです。
増え続ける空き家を活用する制度で住宅補助もあり、条件が整えば安い賃料で借りることができ、生活相談や見守りなどのサポートも受けられます。
リフォーム前
今回この築35年の住宅をリフォームして、セーフティーネット住宅として活用しようとするものです。
それでは、この住宅が現在どのような状態で、どのようにリフォームしてセーフティーネット住宅に生まれ変わるのでしょうか。
1階現況図
1階の見取図とのことでいただいた資料に採寸結果を記したものです。
この見取図は豊島区役所の職員さんが作ったそうで、苦労の跡が見受けられます。
不慣れな方が図面を描くのは大変ですよね。
続きます...
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