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2世帯住宅の1階(元親世帯)を賃貸用にリフォーム:完全に玄関を独立 in 中野区

2世帯住宅の1階を賃貸用にリフォーム:ブロック塀は建築基準法に基づき安全に設置

鬼は~そと!福は~うち! 
アイネックス小池です

「2世帯住宅の1階(元親世帯)を賃貸用にリフォーム:完全に玄関を独立 in 中野区」の現場状況の続きです。
■リフォームプラン:玄関回り平面図
左官工事、玄関前階段のブロック組積工事の続きです。
■リフォームプラン:玄関回り立面図
リフォーム左官工事:ブロック組積工事
ブロックを土留め代わりに使い、モルタルを盛ってあります。
この盛ってあるモルタルにブロックを積んでいきます。
リフォーム左官工事:ブロック組積工事
慎重に下段ブロックのレベル(水平)を取りながらブロックを置いていきます。
今回リフォームのブロックは2段ですが、高さに関係なく下段ブロックがレベルの基準になります。
ブロックの大きさは幅39cm、高さ19cm、厚みは10cmか12cmのものをよく使います。
外観は軽石みたいなので軽く見えますが、一つ10kgぐらいあります。
私でさえ、そんなにあったっけと思うほどです。
でも正式名称はコンクリートブロックですから、それだけあって然るべきですかね。
リフォーム左官工事:ブロック組積工事
ところで鉄筋が刺さっているブロックAと直角に交わっているブロックBでは種類が違うのが分かりますか?
リフォーム左官工事:ブロック組積工事 リフォーム左官工事:ブロック組積工事
ブロックA(画像左)は基本型といい、Bは隅型といいます。
配列する位置は、名称のそのままです。

ところで、ブロック塀の高さには制限があるのをご存知ですか?
建築基準法で2.2m以下で、なおかつ2m以下が望ましいとされています。
2018年に発生した大阪北部地震で、小学校のブロック塀が倒壊して、小学生の女児が亡くなった事故はまだ記憶に新しいです。
それも施工不良による悲惨な事故でした。
リフォーム左官工事:ブロック組積工事
倒壊した塀は高さ1.9mの擁壁の上に、さらにブロックを8段、約1.6mの高さに積み上げてあり、総高さは約3.5mで全長は約40mもありました。
やはり建築基準法で定めた控え壁(ひかえかべ)もありませんでした。
控え壁(控壁)とは、ブロック塀が倒れないように支えるため、ブロックを積み上げた柱のようなものです。
高さが1.2m以上のブロック塀に対し3.4m以内の間隔で、垂直に設置し、長さは40cm以上で、厚みは塀本体の厚み以上と定められています。
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