
リフォーム左官工事:ブロック組積工事 | ||
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これから玄関前の階段を造ります。 |
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使用する材料は、砂利(左)、セメント、砂、そしてブロックです。 砂利は大きめのものと小さめのものの2種類を使います。 大きめと小さめの石(砂利)を使うのはコンクリートの強度を出すためです。 ちなみにセメントと砂に水を加えて固めたものはモルタルで、セメントと石(砂利)の組合せがコンクリートです。 コンクリートを作る場合、砂では強度がでないので石を入れて強度を出しますが、石と石をより強固にくっつけるために繋ぎとして小さい石も入れます。 |
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階段の仕上げにはタイルを使いますが、階段の土台をブロックで組みます。 ブロックを組んでいく作業を組積工事と呼びます。 まずプラン図面に基づいて階段の墨を出します。 墨を出すことを墨出し(すみだし)と言います。 墨出しとは、キャンパスでいう下絵みたいなもので、工事の基準となる印をつけることです。 墨つぼという工具を使って墨で印をつけたことが語源ですが、マジックや鉛筆で印を付けても墨出しと言います。 矢印の先に何かが立っているのが分かりますか? |
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床には墨が出ていて、基準になる左端のブロックのところに鉄筋が打ち込まれてます。 この鉄筋はブロックを組み上げたときに強度を出すために入れます。 鉄筋コンクリート造の鉄筋とまったく同じ役目です。 |
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右端も同様の作業を行います。 |
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ご覧の通り、右端のブロック部分にも鉄筋が打ち込まれてます。 |
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