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2世帯住宅の1階(元親世帯)を賃貸用にリフォーム:完全に玄関を独立 in 中野区

2世帯住宅の1階を賃貸用にリフォーム:新設する階段の土台組み~ブロック組積工事

アイネックス小池です

「2世帯住宅の1階(元親世帯)を賃貸用にリフォーム:完全に玄関を独立 in 中野区」の現場状況の続きです。
■リフォームプラン:玄関回り平面図
今日は今回リフォームのポイントともいえる左官工事をご覧いただきます。
ブロックを積んだり、タイルを貼ったりするのが左官工事です。
■リフォームプラン:玄関回り立面図
リフォーム左官工事:ブロック組積工事
これから玄関前の階段を造ります。
リフォーム左官工事:ブロック組積工事
使用する材料は、砂利(左)、セメント、砂、そしてブロックです。
砂利は大きめのものと小さめのものの2種類を使います。
大きめと小さめの石(砂利)を使うのはコンクリートの強度を出すためです。
ちなみにセメントと砂に水を加えて固めたものはモルタルで、セメントと石(砂利)の組合せがコンクリートです。
コンクリートを作る場合、砂では強度がでないので石を入れて強度を出しますが、石と石をより強固にくっつけるために繋ぎとして小さい石も入れます。
リフォーム左官工事:ブロック組積工事
階段の仕上げにはタイルを使いますが、階段の土台をブロックで組みます。
ブロックを組んでいく作業を組積工事と呼びます。

まずプラン図面に基づいて階段の墨を出します。
墨を出すことを墨出し(すみだし)と言います。
墨出しとは、キャンパスでいう下絵みたいなもので、工事の基準となる印をつけることです。
墨つぼという工具を使って墨で印をつけたことが語源ですが、マジックや鉛筆で印を付けても墨出しと言います。

矢印の先に何かが立っているのが分かりますか?
リフォーム左官工事:ブロック組積工事
床には墨が出ていて、基準になる左端のブロックのところに鉄筋が打ち込まれてます。
この鉄筋はブロックを組み上げたときに強度を出すために入れます。
鉄筋コンクリート造の鉄筋とまったく同じ役目です。
リフォーム左官工事:ブロック組積工事
右端も同様の作業を行います。
リフォーム左官工事:ブロック組積工事
ご覧の通り、右端のブロック部分にも鉄筋が打ち込まれてます。
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