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2世帯住宅の1階(元親世帯)を賃貸用にリフォーム:完全に玄関を独立 in 中野区

2世帯住宅の1階を賃貸用にリフォーム:デザインも良くてリフォーム費用も抑える納まり

アイネックス小池です

「2世帯住宅の1階(元親世帯)を賃貸用にリフォーム:完全に玄関を独立 in 中野区」の続きです。
リフォームプラン:玄関回り平面図
今回は下駄箱と既存フローリングの加工について見ていただきます。
まず、下駄箱を設置する面の立面図からです。
リフォームプラン:下駄箱部立面図
玄関内は狭いので圧迫感が出ないように、上下セパレートの下駄箱を設置します。
玄関土間の上に下駄箱を設置するようになり、下駄箱の下端は既存フローリングの高さに合わせます。
その場合下駄箱の下に約9cmほどの空間が生じます。
下駄箱の下は現時点ではオープンにする予定ですが、9cmではあまり用途がないので、設置後に様子を見て塞ぐかオープンでいくかを決めることになっています。
リフォーム平面プランに戻っていただきますが、オレンジのWPB框のところを見てください。
玄関土間との取り合い部分に赤線を引いていますが、このラインで既存フローリングをカットします。
どういうことかと言いうと、玄関土間に造り変えられる部分のフローリングをこのラインで撤去します。
きれいにカットして、このラインから部屋側のフローリングはそのまま使うということです。
大工さんにとっては厭らしい作業です。
この変則L型ラインで玄関の土間と既存フローリング部に約9cmの段差が生じることになります。
リフォームプラン:既存フローリング加工
新しく造る玄関土間と既存フローリングの取り合い部分の断面図です。
先ほどご説明した通り、既存フローリングが玄関土間との取り合い部分でピッタリ途切れています。
デザインも良くて、リフォーム費用も抑えられる、日々これを考えるのですが、この既存フローリングの納め方もいろいろと考えさせられましたね。

次回に続きます...
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