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中古住宅のリノベーション in 杉並区 漠然としてるイメージを形にするリフォーム計画

中古住宅リノベーションin杉並区 コンクリートの含水状態で異なる雨漏り修繕工法

アイネックス小池です

「中古住宅のリノベーション in 杉並区 漠然としてるイメージを形にするリフォーム計画」、リフォーム現場の進捗状況の続きです。

■リフォームプラン:地下平面図
令和元年11月25日、地下一面に溜まった雨水を抜き取り、業務用送風機で乾燥させること中5日が経過しました。
それでは地下の様子を見てみましょう。
地下室のリフォーム:雨漏り復旧工事
リフォーム平面図8畳間のA部分です。
まだ乾いていませんね。
回りが乾いているのにここが乾いていないのは、床が凹んでいるからです。
コンクリートの床は見た目にはフラットなのですが、多少の凹みが出来てしまいます。
この凹みにしても2~3mmだと思いますが、近くの水がここに集まるため、乾くのに時間がかかっています。
地下室のリフォーム:雨漏り復旧工事
同じく8畳間のB部分です。
まだ2ヶ所濡れていますね。
地下室のリフォーム:雨漏り復旧工事
5畳間のC部分です。
水浸しだった物入の床は乾いていそうですが、手前部分がまだまだです。
地下室のリフォーム:雨漏り復旧工事
5畳間のD部分です。
5畳間の方は水が残っている部分の面積が広いですよね。
床のレベルが悪いのです。
ご覧いただいたように一部を除いて、コンクリートの表面は乾いています。
しかし、この感じではまだ前回見ていただいた石の含水状態の表乾状態で、コンクリート内部の空隙は全て水で飽和されている状態に極めて近いです。
気乾状態(表面の付着水がなく、内部の水も飽和していない状態)にはほど遠く、雨漏り修繕の止水工事がコンクリート含侵工法を行うのであれば、最低あと1週間ぐらいの乾燥時間が必要です。
これはコンクリートと長年付き合ってきたので分かります。
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