株式会社アイネックス 公式ブログ
中古住宅のリノベーション in 杉並区 漠然としてるイメージを形にするリフォーム計画
中古住宅リノベーションin杉並区 雨漏り修繕工事のためにリフォーム店で出来ること
アイネックス小池です
「中古住宅のリノベーション in 杉並区 漠然としてるイメージを形にするリフォーム計画」、リフォーム現場の進捗状況の続きです。
ポンプアップして地下に溜まった雨水をはき出したのが令和元年11月16日(土)です。
翌週の月曜日、中一日が経過しましたが、ポンプアップでは吸い取りきれなかった水はどうなっているでしょうか。
■リフォームプラン:地下平面図
リフォーム地下雨漏り復旧工事 |
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11月18日(月)やっぱり中一日ではまだびしょ濡れです。 コンクリートを早く乾かすために、残った水を除去しなくてはいけません。 |
リフォーム地下雨漏り復旧工事 |
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リフォーム地下雨漏り復旧工事 |
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最終的には人海戦術です。
こんな時ゼネコンがやっているような大きな現場には、どの職種にも含まれないような作業を行う職工さんが必ず何人かいます。
しかし、アイネックスは零細企業につき社員総出で雑巾で拭き取りです。
これはやりがいがありましたね。
リフォーム地下雨漏り復旧工事 |
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リフォーム地下雨漏り復旧工事 |
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何度か拭き取ってコンクリート肌の色が見えてきました。
リフォーム地下雨漏り復旧工事 |
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リフォーム地下雨漏り復旧工事 |
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雑巾で拭き取れなくなったら、業務用送風機を回しっ放しにして、あとは早く乾くのを願いつつ待つだけです。
少しでも早く乾いて、お客さまのためにも雨漏り修繕工事が速やかに着工できる状態にしたいものです。
建築コストをかけてまで、なぜ建売住宅に地下室を造ったのか?
建設会社が地下を造る際は、非常に神経を使います。
また、建築コストもかかります。
にも拘らず、どうして地下を造ったのでしょうか?
この住宅の構造は地下は当然RC(鉄筋コンクリート造)で、1階、2階は木造の建売住宅です。
地下は型枠にコンクリートを流し込み、型枠を造って床・壁・天井を継ぎ目のない一体構造で造ります。
そのため、非常に気密性や遮音性が高く、外部の騒音を遮って静かな空間を生み出します。
建築条件により3階建て住宅を建てることができないため、上に高くできない代わりに、建築コストをかけてでも
「地価がある住宅」として付加価値を付けて販売したのでしょうね。
地下室に対して、結露しやすく、湿気でムーとしているというイメージを持たれている方も多いと思います。
まさにその通りで、気密性や遮音性が高い反面、室内で発生した湿気を除去する措置を怠ると、結露やカビが発生しやすい環境になってしまいます。
今回のポイントは、建売住宅に付加価値を付けるために地下室を造ったという点です。
次回に続きます...