株式会社アイネックス 公式ブログ
中古住宅のリノベーション in 杉並区 漠然としてるイメージを形にするリフォーム計画
中古住宅リノベーションin杉並区 トイレに吊戸棚を設置する場合のリフォーム注意点
アイネックス小池です
「中古住宅のリノベーション in 杉並区 漠然としてるイメージを形にするリフォーム計画」、リフォーム現場の進捗状況の続きです。
4者の話し合いがあった10月19日(土)から2日後、10月21日(月)のリフォーム現場の様子です。
確認ですが、このリフォーム工事は令和元年に行いましたので、ちょうど1年前の話です。
地下の雨漏り修繕工事が1ヶ月後の11月20日頃に着工する流れになったことを前回書きました。
しかし、この時点では私も含めて携わっている全員が地下の問題がどうなるのか宙ぶらりんの状態でした。
それでも前に進まなければいけないので、お客さまと打合せをして、取り敢えずできるところから進めていくということになりました。
長くリフォーム業をやっていますが、こんなことは初めてで、お客さまは気の毒過ぎるし、かと言って私では解決できる問題ではなく、忸怩たる思いというやつです。
ということで、地下以外のリフォーム工事を進めることになったので、1階の進捗状況を見ていただきます。
■リフォーム前1階平面図(現況図面)
■リフォームプラン:1階平面図
中古住宅リフォーム:地下雨漏り |
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中古住宅リフォーム:地下雨漏り |
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10月21日(月)それでも現場監督の1日は、地下の雨漏りの水位を測ることから始まります。
まったく水位は変わらず、15mmぐらいのままです。
一番低いところで15mm、これが地下の床全部がプール状態になっているのですよ!
恐ろしいことです。 これでは地下どころか、家全体にも影響が出かねませんね。
リフォーム電気工事:分電盤配線工事 |
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リフォーム電気工事:分電盤配線工事 |
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洗面脱衣室の天井です。
天井を大きく開口して、配線を移設した分電盤に集めています。
全部の配線工事が終わったら天井を塞いで、クロスを貼れば開口した跡はきれいになくなります。
分電盤の移設に拘わらず、スイッチやコンセントの位置を変えたり、増やしたりする場合は、一緒にクロスの貼替工事を行えば、配線を壁・天井の中に隠蔽できます。
リフォーム木工事:トイレ吊戸棚取付工事 |
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1階のトイレです。 トイレには棚板どころか収納がまったくないので、トイレットペーパーや洗剤などを収納する吊戸棚がほしいとのご要望です。
側面の壁のボードを切り抜いて、合板を入れてあるのが分かりますか。 |
リフォーム木工事:トイレ吊戸棚取付工事 |
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これはLIXILのトイレ用吊戸棚です。 背中に見えているのは既存のプラスターボードで、クロスを剥がした跡があります。 この吊戸棚を使用する場合は、背中にはクロスなど仕上げ材が必要になります。 この吊戸棚を使うメリットは、造作家具で吊戸棚を設置することに比べたら、半額以下にリフォーム費用を抑えられます。 一方デメリットは、背板がないので左右の側板で吊戸棚を壁に固定します。 そのため、プラスターボードでは固定できないので、ご覧のように合板下地を入れなくてはいけません。 クロスの貼り替えを行わないリフォーム工事では、返って造作家具で吊戸棚を設置するより費用がかかる可能性があります。
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