株式会社アイネックス 公式ブログ
中古住宅のリノベーション in 杉並区 漠然としてるイメージを形にするリフォーム計画
中古住宅リノベーションin杉並区 中古建売住宅の地下の雨漏り~瑕疵担保責任Ⅱ
アイネックス小池です
「中古住宅のリノベーション in 杉並区 漠然としてるイメージを形にするリフォーム計画」、リフォーム現場の進捗状況の続きです。
地下の雨漏りに対しての話し合いが終わりました。
どこまで売主側が雨漏り修理費とそれに付帯する工事費を負担するか結論が出ていないという、まさかの想像だにしていなかった展開になり、私は憤り、お客さまに至っては大きなショックを受けておられました。
「誰が、誰の負担で、いつまでに、雨漏りを直すのか」の回答どころか、「いつまでに回答をくれるのか」ということが先決になってしまいました。
当然話し合いの中で、11月中に引越しをしないと現住まいの賃貸契約が切れるので、更新をする必要があるが、更新できるかどうかも現時点では分からないということもお客さまは訴えました。
しかしこれに関しても、なんの前向きな回答はありません。
お客さまの悲痛な訴えは、その場にいた私には「馬の耳に念仏」状態にしか見えませんでした。
それほどひどい対応でしたね!
売主が不動産を売却するにあたり、事前に建物調査機関に依頼して建物調査をしたが、雨漏りはないとの結果だったということ。
この調査結果のことは、直接売主や売主側不動産会社から聞いたわけではなく、買主側不動産会社から聞いたことです。
そもそも私は、地下の湿気に対して大きな疑問を持っていました。
最後までおかしいと思ったものの、最終的には「建物調査の結果雨漏りなし」を信用せざるを得ない形でリフォーム工事に着手した経緯があります。
これは間違いなく瑕疵担保責任の問題なので、何のためらいや問題もなく、とんとん拍子で進行して当たり前のことなのですが...。
地下雨漏り 10月19日撮影 |
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地下雨漏り 10月19日撮影 |
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それもまたこの状況下で、よく馬の耳に念仏を通せたものです。
地下雨漏り 10月15日撮影
4者の話し合いの結果はというと、書くのもまた腹立たしいのでスキップしたいのですが、先に進まないので。
売主側不動産会社がいうには、雨漏りの修理と雨漏りを修理するために現時点まで施工したものを撤去しなくてはいめないので、かかった工事費とその撤去費用をどこまで売主が負担するか結論が出ていないとのこと。
もう一度言いますが、売主側不動産会社は旧興銀系の信託銀行グループ会社です。
恐らくですが、売主本人にはすべてが伝わってないような気がしました。それほど売主側不動産会社の担当者が心許ない受け答えです。
しかし、結論が出ていないというのが結論なので、いくら話し合いを長引かせても進展しません。
この現場はどうなってしまうのでしょうか...。
■リフォームプラン:1階平面図