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中古住宅のリノベーション in 杉並区 漠然としてるイメージを形にするリフォーム計画

中古住宅リノベーションin杉並区 よその業者のクレーム処理~エアコンの下地工事

アイネックス小池です

「中古住宅のリノベーション in 杉並区 漠然としてるイメージを形にするリフォーム計画」、リフォーム現場の進捗状況の続きですが、前回のエアコンの件でもう少し見てください。

壁からエアコンが外れて垂れさがった状態で止まっている、どうすればいいでしょうかと問い合わせをいただいたことを書きました。
これは2ヶ月ぐらい前のことでしたから、エアコン取付業者は大繁忙期のため身動きできない時期です。
壁からぶら下がったままの状態ということなので、ボードアンカーごと壁から抜けてしまっていて、冷媒管が接続されているので、エアコンは宙ぶらりんになっている状態だが落下することはない、とおおよその想像はつきます。
アイネックスの中でエアコンの設置をできる職人さん全員に当たりましたが、やはり4~5日は動けないという回答でした。

私の想像通り、壁からボードアンカーごと抜けてエアコンがぶら下がっている状態なら、まず落下することはないので1週間後でも大丈夫なのですが、その間エアコンは使えないし、そんな状態ではさぞかし不安だろうし、ましてや「落下はしないので1週間後に行きます」なんて言えませんよね。
せっかく頼ってきてくださったのに、それではあんまりなので、私と社員の二人で翌日にお伺いすることになりました。
ボードアンカーを使っているということは、エアコンを固定する下地が入っていないということなので、取り敢えず下地さえ入れればガッチリ壁に固定できます。
そのエアコン下地を二人で入れます。

取り敢えず翌日伺うことをお伝えして、エアコンが外れている様子を写メしてもらいました。
抜けたボードアンカー 抜けたボードアンカー
お客さまに写メしてもらった画像です。
案の定ボードアンカーが壁からすっぽり抜けています。
ただ壁から10cmも離れていないところでエアコンが止まっていることに一抹の不安が残ります...


翌日
エアコン下地入れ
エアコンは冷媒管が接続されている状態のため、あまり自重の負荷をかけたくないので、暫定的に脚立の上の乗せておいて作業を進めます。
これは予定通りのことなので、6尺の脚立を持って来ました。

すでに下地を入れ終わっているのが分かりますか?
クロスの中にある板が下地です。
エアコン下地入れ
下地入れで重要なのは、クロス面と下地をフラットにすることです。
フラットでないと、エアコンを垂直に設置できませんからね。
画像はちゃんとクロス面と下地がフラットになっています。
既存の下地は12mmプラスターボードで、それを撤去したところに12mmの合板を入れてあります。
エアコン吊り込み用フック金物取付
先ほど入れた下地合板にエアコン吊り込み用フック金物をビスでガッチリ取り付けます。
エアコン吊り込み用フック金物取付
エアコン吊り込み用フック金物に開いている穴にビスを打ちますが、先ほど入れた下地があるので強力に固定できます。
難しかったのが、赤矢印の合板下地を既存の間柱に止めているビスです。
合板下地のギリギリのところにビスがありますが、左は見えていませんが、左右ともこの位置が間柱があって、なおかつエアコンを設置した際に下地が見えてこないギリギリのところです。
これは何度も測って確認しながら作業したので間違いありません。
よその業者のクレーム処理に来て、クレームの上塗りは絶対にできませんからね。
今回1回で終わると思っていましたが、次回に続きます...。
■リフォーム前1階平面図
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