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中古住宅のリノベーション in 杉並区 漠然としてるイメージを形にするリフォーム計画

中古住宅リノベーションin杉並区 エアコンの取付用下地は入れておくエチケット工事

アイネックス小池です

「中古住宅のリノベーション in 杉並区 漠然としてるイメージを形にするリフォーム計画」、リフォーム現場の進捗状況の続きです。

今回は2階を見ていただきます。 
■リフォームプラン:2階平面図
2階のリフォーム内容は、間取り変更などはなく基本的には仕上げ材の交換工事で、フローリング・巾木と天井・壁クロスの貼替がメインですが、一つだけ少し変わったご要望があります。
リフォーム木工事:窓塞ぎ リフォーム木工事:窓塞ぎ
洋室1のバルコニー側の壁に、半円型の明り取り窓があります。
意図としてはデザインのためにある明り取り窓ですが、逆にこの半円の形がメルヘンチックで好きではないという奥さまのご要望により、内側から窓を塞いで壁にしてほしいとのことです。
奥さま曰く、それにエアコンを設置するのに最適な場所に、こんな窓を付けること自体がおかしいとのこと。
なるほど、仰せの通りだと思います!
リフォーム木工事:フローリング貼替
洋室2のフローリングを貼り出しています。
洋室2の大工さんは地下が雨漏りのため作業が止まったので、2階に移ってきました。
1階は別の大工さんが同時進行しています。
リフォーム木工事:フローリング貼替
貼り始めて約1時間、もう階段室の踊り場まで貼り終わりました。
リフォーム木工事:フローリング貼替
洋室1の方もフローリングを貼り始めました。
半円型の明り取り窓の塞ぎも終わっていますね。
リフォーム木工事:窓塞ぎ
窓は内側で塞ぎます。
まずは、窓枠の撤去が終わっています。
リフォーム木工事:窓塞ぎ
窓回りのボードを撤去します。
リフォーム木工事:窓塞ぎ
次が大事です。
外側には窓が残るので、ガラス越しに見えてもおかしくないように白い板をはめ込みます。
もう外すことはないので、埃が入らないように隙間なく塞ぐことが重要です。
リフォーム木工事:窓塞ぎ
あとは開口した部分を塞げば、完全に明かり取り窓は見えなくなります。
このとき塞ぐ材料をプラスターボードではなく、12mm合板を使っておけばエアコンの取り付けをスムーズに行えます。
今回はエアコンはお客さまが家電量販店に頼むことになりますが、どこの業者が行うにして設置しやすいようにしておくのは当たり前のことです。

つい先日のことですが、壁からエアコンが外れて垂れさがった状態で止まっている、どうすればいいでしょうかと問い合わせをいただきました。
冷媒管が繋がっているので、すぐに壁から落ちることはないですが、お客さまとしてはさぞかしご不安なことと思い翌日お伺いしました。
案の定エアコンを固定する下地が入っていなく、エアコン取付業者がボードアンカーで止めていたので、エアコンの自重でボードアンカーがボードからすっぽり抜けていました。

これはしてはいけないことが2つ重なって起きた不良工事で。
1つ目は、新築工事時にエアコンを設置する場所を設定しておきながら、下地を入れてなかった工務店のミス。
2つ目は、エアコンをボードアンカーだけで取り付けた業者のミスです。
両者とも素人の工事です。
■リフォーム前1階平面図
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