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中古住宅のリノベーション in 杉並区 漠然としてるイメージを形にするリフォーム計画

中古住宅リノベーションin杉並区 外壁タイルのリフォーム~新旧のモルタル工法

アイネックス小池です

「中古住宅のリノベーション in 杉並区 漠然としてるイメージを形にするリフォーム計画」、リフォーム現場の進捗状況の続きです。
■リフォーム前1階平面図(現況図面)
■リフォームプラン:1階玄関回り平面図
下駄箱を新設するために、外壁の位置をずらす工事をもう少し見てください。
リフォーム木工事:玄関回り リフォーム木工事:玄関回り
床面はこれから塞ぎますが、下駄箱をビルトインするスペースが出来上がりました。
リフォーム木工事:締結金物 リフォーム木工事:締結金物
要所に締結金物オメガコーナーが使われています。
リフォーム木工事:玄関回り
ご覧のように、ここは雨仕舞のためにすぐにラスカットで塞ぎました。

ラスカットとは、外壁にタイルを貼る場合の下地とし使用される外壁材です。
ラスカットは構造用合板をベースとして使用し、外壁全体を合板で囲み箱状とするで、木造建築に壁工法の強さを付加した強度に優れた住宅を造ります。
リフォーム解体工事:玄関回り
解体工事のときの画像です。
外壁のタイルは従来のモルタル工法で貼ってありました。
従来のモルタル工法とは、モルタル下地のラス網をタッカーステープルで躯体部分に止めてあります。
タッカーステープルのタッカーは、ホチキスと同じ作用で使用する工具のことで、ステープルとは針のことです。
つまりモルタル下地を針で止める方法で、タッカーは電気工具を使います。
画像のようにステープルの長さやピッチが不適切だったり、錆びている場合は大きな揺れを受けた際に抜けたり、破損してモルタル層が割れて落下する原因になります。
リフォーム木工事:従来のモルタル工法 リフォーム木工事:ラスカットモルタル工法
従来のモルタル工法は、モルタル層がタッカーステープルだけで支えられています。
これに対してラスカットモルタル工法は、柱、胴縁(通気受材)、ラスカット、モルタル層が密着し壁として一体化しているため、大きな揺れにも強い構造になっています。
リフォーム木工事:従来のモルタル工法 リフォーム木工事:ラス網
解体工事のときの画像です。
ラス網に絡んで状態で、モルタルが固まっている様子がよく分かります。
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