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中古住宅のリノベーション in 杉並区 漠然としてるイメージを形にするリフォーム計画

中古住宅リノベーションin杉並区 地下がある中古住宅を購入するときの注意点

アイネックス小池です

「中古住宅のリノベーション in 杉並区 漠然としてるイメージを形にするリフォーム計画」の続きです。

リフォーム工事の進捗状況を見てもらう前に、もう一つ知っておいていただかなくてはならない事実がありました。
リフォーム前地下
地下の大きい方の部屋ですが、角のクロスが剥がれています。
リフォーム前地下
クロスは故意に剥がしたのではなく、既にこの状態でした。
皆さんにはこの画像がどう映りますか?
これはクロスが剥がれて、プラスターボードにはカビが発生しています。
お客さまの書面「リフォーム希望点まとめ」に『地下8畳:除湿器の設置』という文言がありました。
そして私が初めて地下に降りた瞬間の感想が、まるで水でも撒いたかのようで湿気でムンムンしてるという表現を使ったほどです。
お客さまと一緒に内覧したときは、家具など調度品で隠れていたので全く気が付きませんでした。
それにしてもひどい状態です。
このままリフォーム工事を進めてしまってはまずいので、お客さまに話して購入した不動産会社に現状を認知してもらうように提案しました。 
■リフォーム前地下平面図(現況図面)
先ほどの画像は赤丸のところです。
壁のカビもひどいですが、角付近を歩くと床が沈み込みます。
そうなると地下の壁と床全体が信用できなくなり、全体をチェックした結果、5畳間にも床が沈み込むところ(水色)が見つかりました。
クロスは全部貼り替える予定なので、お客さまにお断りして危ういと思うところを剥がしてみました。
なんと同じようにカビが発生しているところが数ヶ所見つかりました。

後日不動産会社の担当者に来てもらい、3者で現場を確認しました。
カビのことから床が沈み込むことまで、事細かく説明して認知したことを約束してもらいました。
こういう場合当然お客さまは不慣れのため、アイネックス主導で話を進めさせていただくようにしています。
不動産会社の担当者曰く、「結露ですかねー?」と暢気なことを言ってましたが、窓回りならいざ知らず床面なので何をいわんや、全く分かっていませんでした。

続きます...
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