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中古住宅のリノベーション in 杉並区 漠然としてるイメージを形にするリフォーム計画

中古住宅リノベーションin杉並区 対面式キッチンに吊戸棚を付けないで圧迫感防止

アイネックス小池です

「中古住宅のリノベーション in 杉並区 漠然としてるイメージを形にするリフォーム計画」、『対面式キッチンにしたい → リビングが狭くなるようなら要検討」の続きです。

■リフォーム前1階平面図(現況図面)
対面式キッチン+リビングダイニングプランをもう少し詳しく見ていただきます。
■リフォームプラン:LDK平面図
設置するキッチンの幅は210cmです。
ここでプランをするうえで注意をしないといけないのは、圧迫感が出ないようにすることです。

キッチンメーカーのシステムキッチンを使用しますが、このプランに適合するキッチンのサイズは195cm、2100cm、225cmの3通りです。
3人家族なので195cmでは小さいですね。
もっとキッチンを広くしたいなら225cmになりますが、その場合約90cmあるキッチン横の通路が75cmになり、見た目にも窮屈で圧迫感が出てしまいます。
ソファーやテレビの搬入のためにも、90cmは確保したいところです。

もう一つ部屋全体に圧迫感が出ないように、キッチンに吊戸棚は設置しません。
調理器具(今回はグリル付ガスコンロ)とレンジフードの部分は換気性能を高めるために、ここだけは天井までの壁にします。
それほど広くない部屋なので換気性能が良くないと、部屋中に臭いや煙、それにミスト状になった油が蔓延してしまいます。
そのため、ここの壁は絶対に必要です。

プラン図面を見ていただくと、シンクの上にDLとありますが、吊戸棚を付けないので棚下灯がないため、手元が暗くならないように天井にダウンライトを2ヶ所設置します。

こうして圧迫感が出ないようにしておけば、廊下から開き戸を押して入ったとき、スッキリした対面式キッチンが目に飛び込む、というイメージです。

それでは、どんなシステムキッチンになるかイメージをご覧いただきます。
■システムキッチンイメージ
これはキッチンメーカーが作ったイメージパースなので、建築図面とは相互関係がないため、コンロ前に壁がありませんが、実際は壁になり、シンクの前には20cmぐらい壁が立ち上がります。

この立ち上がりを設けないと、ダイニング側は洗い物のときの水撥ねで、大袈裟ではなくビショビショになります。
立ち上がりは20cm~25cmは取るようにしてください。

立ち上がりの上部に集成材カウンターを取り付けますが、今回リフォームではカウンターの奥行は15cmにして、もの出しカウンターとして使用します。
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