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中古住宅のリノベーション in 杉並区 漠然としてるイメージを形にするリフォーム計画

中古住宅リノベーションin杉並区 下駄箱を家の外に出して新設する場合の雨仕舞

アイネックス小池です

「中古住宅のリノベーション in 杉並区 漠然としてるイメージを形にするリフォーム計画」、もう少し『玄関内:土間を広く、大きい靴箱の設置』をご覧ください。

■リフォーム前1階平面図(現況図面)
リフォームプラン:玄関内平面図
壁を移動させて玄関を広くするプランを前回見ていただきました。
土間自体は実質的には広くなったのではなく、逆に狭くなっています。
下駄箱を新設することにより下足の収納量を確保できるため、土間にまで下駄箱をはみ出させる必要がなくなったからです。

それでは、外部はどのようになるのか見てみましょう。
リフォーム前:玄関外回り
白斜線部が広がりますが、この位置が重要なポイントになります。
リフォーム前:玄関外回り
なにがポイントかと言いますと、壁が 文言入隅 になっていて、2階のバルコニーの下という条件が好立地になります。
リフォーム前:玄関外回り
リフォーム後は、このような形になります。
ポイントの1つは、この場所なら屋根を造る必要もありません。
また、ここに納まるのは下駄箱だけなので、耐荷重を心配することがないため、新たに床の土台工事や基礎工事の必要もないというのが2つ目のポイントです。
簡単に言えば、下駄箱部分が宙に浮いていることになります。
すなわち外に広げても雨仕舞の処理は外壁だけで、その外壁は今回リフォームの工事対象なので、少ないリフォーム費用で済むということが一番のメリットです。
リフォームプラン:新設下駄箱
したがいまして、この新設する下駄箱は、外で宙に浮いているわけです。
下駄箱の下端は、玄関の土間の高さに合わせることで、すっきりしたデザインになります。
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