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中古住宅のリノベーション in 杉並区 漠然としてるイメージを形にするリフォーム計画

細長い長方形の住宅のリフォーム~いかに短辺方向を有効的に使用するかがポイント

アイネックス小池です

「中古住宅のリノベーション in 杉並区 漠然としてるイメージを形にするリフォーム計画」の続きです。

前回の続きですが、あと残っているご希望項目は、
■5畳
本棚を設置したい
■8畳
除湿器の設置
レコード棚
ですが、本棚とレコード棚は最終的になくなったので、「地下8畳間の除湿器の設置」だけとなりました。
除湿器を設置するだけなら、お客さまが購入すれば済むことなので、何かしら湿気対策を施したいというご要望です。
元来地下は湿気がこもりがちなのですが、ここの地下はまるで水を撒いたかのように超ジメジメです。
ある程度湿気の原因が分からないと見積りはおろか、対策さえ立てることは不可能です。
ついては、リフォーム工事が始まったら地下を一部解体して調べることにさせていただきました。

そしてお客さまがご希望事項をまとめた書面の最後に、
6.その他
□デザインは無印良品のような、モダンでシンプルな木目や柔らかい感じの白・ブラウンのシンプルな空間が好み
□給湯器の交換
工期:11月中の入居必須
とあります。

「デザインは無印良品のような...」とありますが、このお客さまだけでなく無印良品のデザインやカラー云々という話はよく出ますね。
私も愛用しているので、イメージはよく分かっています。
次の給湯器の交換は、先の住人が取り替えてまだ間がないので、そのまま使うことになりました。
そして11月末で賃貸契約が切れるので、11月中のご入居が必須とのことです。

お客さまのご希望をリフォーム前の状態と照らし合わせて一通り見ていただきましたので、次はどのようにご希望にお応えするか、対策やプランをご覧いただきます。
不動産販売図面
不動産販売図面です。
縦長の住宅のためY軸(縦)方向の寸法をシビアに押さえる必要があり、これでは仕事にならないので、正確な既存図面を作成する必要があります。
■リフォーム前平面図(現況図面)
プラン図面が重要なのは当たり前ですがが、現況図もかなり重要です。
既存の寸法を正確に押さえておかないと、せっかくプランニニグしたが納まらないということになってしまいます。
先ほども申し上げましたが、今回は奥に長い住宅なので、いかに反対方向のスペース(長方形の短辺方向)をどう使うかにかかっていると言えます。

次回からリフォームプランを見ていただきます。
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