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中古住宅のリノベーション in 杉並区 漠然としてるイメージを形にするリフォーム計画

中古の地下付住宅は信頼がある真面目な工務店が施工した物件を購入すべし

アイネックス小池です

「中古住宅のリノベーション in 杉並区 漠然としてるイメージを形にするリフォーム計画」の続きです。

お客さまのご希望項目の続き、「3.1階水回り・LDK」までご覧いただいたので、次は「4.2階・バルコニー」に関してなのですが、最終的になくなったので、「5.地下1階・階段」を検証してみます。
詳細は下記の通りです。
■階段
手すりの設置
■地下トイレ
使用しないので収納に変えたい
■5畳
本棚を設置したい
■8畳
除湿器の設置
レコード棚
このご希望項目に関しても最終的に残ったのは、「トイレは使用しないので収納に変えたい」と「除湿器の設置」です。
■リフォーム前地下平面図(現況図面)
地下には2つ部屋があるものの、採光量を確保できないため正式には両方ともサービスルームと表記されていますが、お客さまが5畳と8畳と使い分けているので、当平面図もにそれに倣っています。
ご覧のようにサービスルームとしては、収納が充実しています。
というより、収納のせいで使いづらい部屋になっています。
両方に2ヶ所ずつ収納がありますが、どちらも1ヶ所で十分ですし、建具が干渉しあうことも緩和されるので、返って使いやすくなると思います。
そしてトイレは1階だけでいいので、地下のトイレは収納に変えたいというご要望です。
リフォーム前:地下5畳間
5畳間の方です。
以前にも見ていただきましたが、地下の窓は地上ぎりぎりの高さににあり、窓の5~10cm下が土間です。
したがいまして、窓から下はが地下室という感じです。
また、エアコンのドレン管は躯体壁を貫通して、そこで垂れ流しになっている状態です。

地下がある建売住宅ということになりますが、地下室の防水対策は慎重に慎重を重ねて施工するものなので、信頼のある真面目な工務店が施工した物件でない限り、地下付建売住宅はお勧めできませんね。
これは新築工事に限ってではなく、中古住宅に関してもしかりで、必ず施工会社を調べた方がいいですよ。
リフォーム前:地下トイレ
お客さまのご希望項目にはなかったのですが、5畳間に大きいクローゼットがほしいという項目が追加になったので、地下のトイレを収納に変えたいというご要望と合わせてプランを作りたいですね。
リフォーム前:地下5畳間
右の観音開きの開き戸は5畳間の収納で、この後ろがトイレです。
トイレにも同じ窓があり、プランによりますがおもしろい収納になりそうです。
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