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流通している材料や部品を駆使して、費用をかけずに既存フェンスの防犯リフォームⅡ

アイネックス小池です

杉並区西荻窪のアニメ制作会社の防犯のためのリフォームの続きです。
■リフォーム前フェンス
■防犯リフォームプラン:立面図
防犯リフォーム:アルミパイプ端部用ジョイント金物 防犯リフォーム:アルミパイプ中間用ジョイント金物
これらのパイプジョイント金物を使うことで、上の立面図のように既存フェンスと天井の隙間を塞ぐことが可能になりました。

もう一つ後回しにしていた問題があります。
防犯リフォーム:新規支柱立て
以前に見ていただいた画像です。
問題は新しい支柱を立てる方法です。
既存フェンスの支柱に並行して、かつ垂直に新しい支柱を立てる、この方法です。
このコーナーを例にすると、2本の横パイプに付いているボルトナットを避けて、新しい支柱を立てなくてはいけません。
それには最低限画像にある水色の距離を離して、新しい支柱を既存の支柱と平行かつ垂直に立てなくてはいけません。

実はこの時点で問題は解決済でした。
まさしく画像の緑ラインと水色のようにします。

それでは、その方法をご覧いただきます。
■防犯リフォームプラン:平面図
これまで幾度となく見ていただいた防犯リフォームの平面図です。
しかしこれまでと違い、ジョイント金物の回りにごちゃごちゃ数字が振られています。
分かりづらいので、緑部分でご説明させていただきます。
防犯リフォームプラン:平面図
フェンス端部(図面上)には「0」と「265」、コーナーには「30」と「320」とあります。
さっぱり分かりませんでしょ?
防犯リフォームプラン:コーナージョイント金物平面図
コーナー部分を拡大しました。
「30」は既存の支柱から新しい支柱までの距離を表しています。
そして既存支柱と新しい支柱を繋げるように、ぐるっと楕円の輪があります。
「320」は、この楕円の外周です。
防犯リフォームプラン:端部ジョイント金物平面図
端部の方を拡大した図面です。
既存の支柱と新しい支柱がくっついているので数字は「0」、市中間を結んだ楕円の外周は「265」ということです。

これらを頭に入れていただき、新しい支柱を立てる材料を見ていただきます。
防犯リフォーム:支柱固定部品 防犯リフォーム:支柱固定部品
防犯リフォーム:支柱固定部品
上の2つを組み合わせて、このような形で使用します。
もう分かりましたでしょうか。
■防犯リフォーム:支柱固定部品使用方法
この材料はステンレスなので強度は間違いありません。
まず、①ステンレスバンドを専用工具で任意の長さにカットします。
先ほどの例でいうと、コーナーは320mm、端部は265mmですが、少し余裕をみておきます。
②次にステンレスバンドにスクリューユニットAを接続します。
③ステンレスバンドのもう片方に、スクリューユニットBを接続します。
④スクリューユニットAとBを接続して、マイナスドライバーで絞めつけます。

これで頑丈に新しい支柱は固定でします。
次回は既存の支柱から新しい支柱を離して固定する、その離すための方法をご覧いただきます。
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