株式会社アイネックス 公式ブログ
住宅のお悩み解決 リフォームとは知恵比べに似た感がある
既存フェンスの上にフェンスを足して防犯リフォーム 強度やデザイン性に優れた材質
アイネックス小池です
杉並区西荻窪のアニメ制作会社の防犯のためのリフォームの続きです。
防犯リフォーム:リフォーム前フェンス |
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防犯リフォーム:リフォーム前フェンス |
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この4面を塞いで、不審者がよじ登って侵入できなくするリフォームです。
■リフォームプラン:新規支柱設置工事立面図
前回は、既存フェンスに新たに7本の支柱を立てることまでが進みました。
このように新しい支柱が立ちましたが、皆さんならこの先どんな素材を使って、フェンスと天井の隙間を塞ぎたいですか?
簡単に壊されては元も子もないので、がっしりしたものでなくてはいけませんよね。
板など木材も候補の一つだと思います。
しかし、一面に板を貼ったら雰囲気が重くなってしまうし、木材をルーバー的に使うと強度的に頼りない気もします。
やはり既存フェンスと同じスチール系がいいのでしょうね。
アニメ制作会社のイメージを汚してしまってはもってのほかなので、非常に難しい問題です。
取り敢えずはフェンスの上なので、重たい雰囲気にはしない、ということを基本に進めます。
■リフォームプラン:新規支柱設置工事平面図
既存フェンスに付いているボルトナットなどを避けて新規支柱を立てると、ご覧のようなポジションになります。
この図面だけで判断すると、新しい支柱は既存フェンスと平行に立っているように見えます。
新しい支柱の芯と芯を結んだものが下の図面です。
■リフォームプラン:新規支柱設置工事平面図
左側の横線だけまっすぐで、他は線がぎくしゃくしてますよね。
図面はcadで描いているのですが、水平、垂直ではない直線はこのように描かれます。
つまり、新しい支柱間を結んだ線は、既存フェンスと平行ではないということで、これに適う材料でなくてはいけないということです。
加えて、先ほどの雰囲気を重くしないというデザイン性もクリアーしなくてはいけません。
非常に難題です。
続きます...