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住宅のお悩み解決 リフォームとは知恵比べに似た感がある
防犯リフォーム リフォーム前の状況を良く理解して精巧な立案からの図面化
アイネックス小池です
杉並区西荻窪のアニメ制作会社の防犯のためのリフォームの続きです。
■リフォーム前フェンス
防犯リフォーム:フェンスの現状 |
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防犯リフォーム:フェンスの現状 |
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さて、この4面(緑斜線部)を何かしらの方法で人がくぐり抜けれなくするわけですが、リフォームプランを練る前に、現状を良く理解しておかなくては、精巧な立案からの図面化は到底不可能です。
現状の状態は細部に渡ってたくさん写真を撮ってあるものの、リフォームプランを進めていると、写真では判断できないことが随所で出てくるため、アニメ制作会社が近いということもあり、肉眼で確認するために足繁く行き来したものです。
まずは、与えられた条件の認識です。
大前提として、既存のフェンスを加工してはいけないということ。
事務所を退去する際に原状復帰が可能な範囲に留めておかなくてはいけません。
この大前提により、方法を絞らざるを得ません。
次に把握しておかなくてはいけない条件は、既存フェンスの立地、構造、寸法、形状などの物質的条件です。
それでは物質的条件を確認してみましょう。
■リフォーム前フェンス
フェンスと天井との空間が左右では異なっています。
接している道路に勾配がついていて、左のフェンスは敷地内のフラットな床に立っているのに対して、右のフェンスは道路の勾配なりの床に立っているためです。
そのため、右側のフェンスと天井の空間が大きくなっています。
防犯リフォーム:リフォーム前フェンス |
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こういうことです。 右のフェンスは1段下がった床に立っています。 左右でフェンスと天井の空間の大きさが異なりますが、出来ることなら左右のフェンス上部は、同じデザインのもので空間を塞ぎたいものです。 |