
サッシ滑走リフォーム工事プラン図面 | ||
![]() |
前回はここまでご覧いただきました。 開口部がポイントと言ったこともご理解いただけたと思います。 それでは、この戸車内蔵金物がどのようにサッシの溝に納まるのかをサッシ底部の図面でご覧いただきます。 |
サッシ滑走リフォーム工事:プラン図面 断面図 | ||
![]() |
このようにシビアな納まり方になります。 ここでのポイントは、戸車の滑車のセンターがサッシより2~3mm出ていないと意味がありません。 既存レールの芯と滑車のセンターが合っていませんが、滑車がレールに乗ってしまえば問題はありません。 サッシの溝幅が限られているため、ぎりぎり左に寄せて設置しても、どうしても芯を合わせることが出来ません。 図面ではかなりずれているように見えますが、実際のずれは1mm以下です。 このように与えられた条件をを加減し、乗除して得た緻密な計画を図面に変換して、初めて実行可能かどうかが判断されます。 たかが戸車の取付ですが、戸車をレールに乗せないことには成果が出ないので、一般的なリフォーム工事の図面より正確性が求められます。 |
サッシ滑走リフォーム工事:既存サッシ加工跡 | ||
![]() |
それを如実に表しているのがこの画像で、この切り込みです。 |
サッシ滑走リフォーム工事:既存戸車納まり図 | サッシ滑走リフォーム工事:既存戸車納まり図 | |
![]() |
![]() |
・・・・・・・・・・・ | 前の記事 |