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リフォームの鉄則3~リフォーム前の現場の状況や寸法を正確に把握することが重要

給湯器交換工事:スチールウォール
アイネックス小池です

このスチールウォールを既存のチャンネルに立てて給湯器を設置する方法を図面で解説させていただきます。
給湯器交換工事 平面図:スチールウォール設置 給湯器交換工事 平面図:給湯器設置
画像左:まず既存チャンネルにスチールウォールを取り付けます。
スチールウォールのベースには、予め製作時に固定用の10Фの穴を6ヶ所開けておきます。
既存チャンネルの方にも同じ10Фの穴を現場で開けて、ボルトナットで頑丈に固定します。

画像右:スチールウォールに給湯器を設置します。
リフォーム前は給湯器は右を向いていましたが、リフォーム後は反対側を正面にして設置します。
給湯器交換工事 正面図:スチールウォール設置 給湯器交換工事 正面図:給湯器設置
正面図ですが、給湯器は側面が見えている状態です。
同様にまずスチールウォールを固定してから給湯器を設置します。
給湯器交換工事 側面図:スチールウォール設置 給湯器交換工事 側面図:給湯器設置
側面図が給湯器の正面側になります。
スチールウォールの幅は既存チャンネルのスパンと同じサイズで製作し、ベースがぴったりチャンネルに乗ったところでボルトナットで結合します。
給湯器交換工事:壁掛け給湯器取付金物位置
給湯器の固定方法ですが、給湯器の後方上下に壁に固定するための取付金物が付いています。
そのため、この取付金物の位置にスチールウォールの板部分がないと固定できないので、スチールウォールの横バーの位置が非常に重要になります。
真ん中にある横バーは補強用のもです。

このように新しい給湯器を設置しますが、リフォーム前の現状の寸法を正確に把握して、スチールウォールさえ正確に製作すれば大して難しい工事ではないと思います。
リフォームは発想力と知恵が大活躍する場面が多々あることを分かっていただければ嬉しいのですが...
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