株式会社アイネックス ホーム >  リフォームの鉄則2~リフォームはデザインも重要だが強度、バランス、正確性も重要

株式会社アイネックス 公式ブログ

住宅のお悩み解決 リフォームとは知恵比べに似た感がある

リフォームの鉄則2~リフォームはデザインも重要だが強度、バランス、正確性も重要

アイネックス小池です

それでは、現在給湯器が設置されている既存のスチールチャンネルに、どうのようにして新しい給湯器を設置するのか解説させていただきます。
給湯器交換工事:リフォーム前 給湯器交換工事:リフォーム前
このチャンネルの上にスチールの壁を立てます。
チャンネルは錆びているだけで、強度は問題ありません。
■リフォームプラン
前回も見ていただいたリフォームプラン図面です。
順序だって分かりやすく説明させていただきます。

まずは、チャンネルに立てて給湯器を設置するスチールの壁を見てください。
給湯器交換工事:スチールウォール
こんなものをスチールで製作します。
このスチール板の正面に給湯器を設置することになります。
これを製作するうえで、重要なことが3つあります。

まずは強度です。今回は8mmのスチールフラットバーを溶接で組みます。

2つ目は、チャンネルに固定するベース(脚)のピッチです。
このピッチをチャンネルのピッチと一緒にしないと意味がありません。
ベースは後ろにも延ばして、強度バランスを取ります。

3つ目は給湯器側にある給湯器を固定する金物の位置に、スチール板がなくてはいけないということです。

こんなものを製作したら返って高くつくのでは?と思われるかもしれませんが、既成サイズのスチールフラットバー幅38mm、厚さ8mmを使うので、皆さんが思うほど高くはありませんよ。
それでなくては、25万で出来なかったわけですから。
■スチールウォール製作図面
この図面で金属加工業者に製作してもらいます。
既成のスチールフラットバーをカットして、カットしたフラットバーを溶接で繋ぎ合わせるだけなので高いものではありません。
それに塗装も錆止め塗装だけで済ませるので、よりコストを抑えることができます。
この錆止め塗装にもちょっとした気遣いをしました...

次回に続きます...
・・・・・・・・・・・ 前の記事
次の記事 ・・・・・・・・・・・ 前の記事