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リフォームの鉄則~できるだけ既存の建材を再使用してリフォーム費用を安くする

アイネックス小池です

それでは、ガス会社とインターネットで最安と誇る業者の見積りが43万と48万の給湯器交換を、なぜアイネックスが25万で出来たのでしょうか?
給湯器交換工事:リフォーム前
前回申し上げました通り、他社は両者ともバルコニーの壁(青の位置)に新しい給湯器を設置する見積りですが、それでは給湯器を移設することになり、新規配管工事や鉄板の加工などで、リフォーム費用が高くなるのは当たり前です。
給湯器交換工事:リフォーム前
既存の給湯器は宙に浮いていますが、給湯器の下にスチール鋼材が走っているのが分かります。
給湯器交換工事:リフォーム前
コンクリート(グレー)の土台に設置したスチールチャンネルに給湯器を固定してあります。
このようにコの字型のものをチャンネル、L字型に近いものをアングルと呼びます。
相当イレギュラーな設置方法で、私も初めてお目にかかります。
現在このように設置する給湯器は存在しないため、他社さんたちはこれを見て、バルコニーの壁に移設する見積りにしたのでしょうね。

しかし、アイネックスは違います。
それなら、同じようにこのチャンネルに給湯器を設置できないか、という方向に切り替えて考えます。
このくらいのレベルなら、ちょっと考えればすぐ解決策は見つかりますよ。
要は簡単で、壁掛けの給湯器を設置する場所を作ればいいということです。
バルコニーに壁があるので、ちょうどいいから移設するのではなく、バルコニーの壁の代用になるものがあればいいだけの話です。
■リフォームプラン
こんな感じで給湯器を設置します。
と言っても分かりづらいですよね。
プラン図面は3方向から見たもので、上が平面図、左下は正面図(建物側からまっすぐ見た場合)、そして右下が側面図です。

簡単に説明すると、既存のチャンネルにスチールで作ったベースを設置して、それに給湯器を固定する方法です。

次回に順を追って説明させていただきます。
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