株式会社アイネックス 公式ブログ
杉並区の住宅を売却して練馬区の中古マンションに引越し~入居前にリフォーム
中古マンションのリノベーション 在来浴室を1620サイズのユニットバスにリフォーム
アイネックス小池です
「杉並区の戸建住宅を売却して練馬区の中古マンションに引越し~入居前にリフォーム」、 Before&After の続きです。
■リフォーム前平面図
■リフォームプラン:平面図
今回はお風呂をご覧いただきますが、浴室は2つあり洗面脱衣室横の在来浴室の方です。
まずリフォーム前の在来浴室を見てみましょう。
リフォーム前:在来浴室 |
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リフォーム前:在来浴室 |
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壁も床もタイル貼り、浴槽はホーロー製、回りのエプロンやカウンターは天然御影石、そしてバブル期を象徴するかのように金色の装飾で固めています。
ただ天井はというと、ありきたりなバスリブという浴室専用の天井材です。
今もそうですが、浴室の天井材に関してはデザイン性に優れたものがありません。
ユニットバスの普及に伴い、商品開発も途絶えてしまったのでしょうか。
当浴室は非常に広く、今回リフォームは既成品では一番大きい1620サイズのユニットバスを据え付けますが、余裕で入るどころか、かなりのスペースが余ってしまいます。
好きなサイズでオーダー可能なT社のユニットバスを使えば、それはそれは広い浴室になります。
しかしT社のユニットバスを採用したことがありますが、その構造上の問題で床の排水が悪く、完全に水が引けるまでかなりの時間がかかります。
お客さまとの打合せで全く1620サイズで問題ないということなので、今回リフォームではTOTOのユニットバスを採用しました。
在来浴室の床は給排水管配管のために斫らなくてはなりませんが、壁のタイルはそのまま残しておいても十分に設置できる広さなので、返ってタイルの解体工事費と産業廃棄物処分費が発生しないため、お客さまにとってはプラスになりますね。
ちなみに斫る(はつる)とは、コンクリートなどを工具を使い、壊して取るということです。
■ユニットバスプランシート
これはTOTOのユニットバスプランシートです。
お客さまが選んだ床や壁パネル、ドア、カウンター他オプション商品などを一覧にしているシートです。
ユニットバスは高価な買い物なので、お客さまには必ずショールームで実際の色やテクスチャーを確認してもらっています。
例えばTOTOのコーディネーターの方と一緒にショールームを巡りながら色やオプション商品を決めていき、最終的にこのようにプランシートにまとめられるという流れです。
それではリフォーム後の浴室をご覧ください。
リフォーム後:ユニットバス浴槽 |
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さすが1620サイズのユニットバスだけあって、浴槽もこんなに広いです。 |
リフォーム後:ユニットバス |
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リフォーム後:ユニットバス |
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アイネックスが浴室のリフォームでユニットバスを使うときは、90%以上のかたが浴室暖房乾燥機を導入されるというデータがありますが、今回でまたパーセンテージが上がりました。
ユニットバスのキーカラーはグレーで、壁のアクセントパネルはクレアライトグレーというカラーを使ってあります。
始めて使用しましたが、本当に上品で素敵な色です。
リフォーム後浴室入口段差 |
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在来浴室の床を可能なだけ斫ったのですが、浴室入口段差は解消されず、バリアフリーは適いませんでした。 建物の構造上の問題なので致し方無いとしてください。 |