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杉並区の住宅を売却して練馬区の中古マンションに引越し~入居前にリフォーム

中古マンションのリノベーション 洗濯機パンの下に嵩上げ台を設置、排水勾配を確保

アイネックス小池です

「杉並区の戸建住宅を売却して練馬区の中古マンションに引越し~入居前にリフォーム」、リフォーム現場の進捗状況の続きです。 
■リフォーム前平面図
■リフォームプラン:平面図
リフォーム木工事:洗面脱衣室
洗面脱衣室です。
洗面脱衣室を少しでも広くしたいので、PSの壁を奥にずらせないかというご要望がありました。
この部分のPSの壁は躯体コンクリートではなく木軸で組んであったので、既存配管のギリギリまで壁位置を変更してあります。
結果は、10cm弱洗面脱衣室が広くなりました。

次に先日施工が終わったユニットバスの開き戸を見ていただきます。
中は最後の Before&Afterを楽しみにしてください。
とても素敵な浴室空間ですよ。
浴室リフォーム:ユニットバス
純正の入口は折れ戸につき、これはオプションで開き戸に変更してあります。

当初リフォーム現場からの報告では、開き戸の幅が60cmぐらいしか取れない可能性があるとのことでした。
せっかく一番広い1620サイズのユニットバスを設置して、そんなに狭い入口ではあまりにもバランスが悪く、お客さまにも申し訳ないので頭を痛めていました。
なんとか画像の70cmの開き戸になったので一安心です。
お風呂のリフォーム:在来浴室をユニットバスに変更 お風呂のリフォーム:在来浴室をユニットバスに変更
ユニットバスの設置は終わっていますが、回りの仕上げがまだのためこのような状態です。
皆さんはリフォーム工事が完成した形をご覧になることが多いので、まだ仕上がっていないためコンクリートがむき出しになっている画像はあまり目にしないと思います。
これから開き戸にドア枠(木枠)を設置し、取り合いの隙間を埋め、クロスを貼ります。
こんな状態からきれいになることは想像できませんよね。

ここで一つ問題が発生しました。
リフォーム給排水設備工事:洗濯機置き場
ユーティリティスペースの洗濯機・乾燥機置き場です。
PS回りのボード貼りも終わり、洗濯機・乾燥機用の電源ケーブルも壁から取り出されてあります。

先日現場から嵩上げしなくても洗濯機パンが納まると報告を受けていましたが、排水勾配が取りきれないので50mmほど床を嵩上げさせてほしいというのです。
■リフォームプラン:洗濯機・乾燥機置き場
お客さまに提出してあった洗濯機・乾燥機置き場の立面図です。
この図面を描いた段階では、排水管が床下に埋まっている位置(床からの距離)が分からなかったので、洗濯機パンの設置を通常の場合(断面図を挟んで左)と、下に嵩上げ台が必要な場合(断面図を挟んで右)の2プランでお客さまにはご説明してありました。

リフォーム現場からの要請は、既存排水管の埋込位置が床から想定以上に近かったため、嵩上げ台を設置する方向でとのことです。
リフォーム給排水設備工事:洗濯機パン嵩上げ台
立面図の右側をピックアップした図面です。
斜線部が嵩上げ台で、でれだけ嵩上げ台を高くすれば排水勾配が取れるのか分からないため、「できるだけ低くする」とコメントしてあります。

現場からは50mmぐらいの嵩上げ台との要請です。
お客さまからは承認をいただきましたが、洗濯機パン自体が高さがあるため、嵩上げ台は使いたくないというのが設計サイドの本音です。
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