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杉並区の住宅を売却して練馬区の中古マンションに引越し~入居前にリフォーム

中古マンションのリノベーション 床暖房に対する床仕上げ材の問題点と注意点

アイネックス小池です
5月23日 荻窪のマンションリフォーム現場にて
昨日荻窪のマンションリフォーム現場で、4つの星のてんとう虫がバルコニーの手摺ガラスに止まっていました。
都会もまんざら捨てたもんではないですね。

私もTOKIOみたいに、ダッシュ村やダッシュ海岸、ダッシュ島をやってみたいと強く思っています。
中でも一番は、老後に西荻窪とダッシュ島をひと月おきに行き交うことかな~。
そういえば、TOKIOは一人補充しないのかな~? なんちゃって
それでは、「杉並区の戸建住宅を売却して練馬区の中古マンションに引越し~入居前にリフォーム」、リフォーム現場の進捗状況の続きです。 
■リフォーム前平面図
■リフォームプラン:平面図
リフォーム補修工事
台所の床下収納です。
床下収納はそのままで使えるのか、交換が必要か、それとも撤去してしまうべきか、とお客さまからご相談がありました。
既存床下収納
そこでアイネックスの現場監督が手を入れることなく床下収納が使えるか、確認しています。
それにしてもこの床下収納まで金色です。
今は見ることはないので、当時は金色のものが存在したのでしょうか? 
まさかのオーダーではないですよね!
既存床下収納点検
床下収納のフレームを外したりして、そのまま使えるか調べています。
それと経年による汚れはクリーニングできれいになるか、ということも確認しておく必要があります。
台所の床シートも貼り替えるので、回りが新しくなると床下収納のフレームが汚れていると目立ってしまいますからね。
結果はこのままで十分使うことが可能で、クリーニングできれいになるとのことです。
マンションに床下収納があるというのは1階の特権なので、せっかくあるものなので撤去せずにご使用されてはとお客さまには回答しました。
あとは、お客さまが金色のフレームでいいのかということですね。

お客さまはワインを召し上がると聞いてましたので、ワインをストックしておいてはと思ったのですが、床下収納はワインをストックしておくには向いてないそうです。
焼酎しか飲まない私には縁がないことなので、初めて知りました。
皆さん、床下収納には焼酎をストックしましょう!
リフォーム内装仕上げ工事
床下収納はそのままご使用可能に加えて、フレームが金色であることをお客さまにお伝えしました。
結果はこの通り、撤去して塞いでしまいました。
金色が許せないとのことでした。

台所には床暖房が入っていて、床の仕上げ材にはフロアータイルを貼ります。
床暖房パネルに直接ビニール系床材は施工できないので、下地に12mmの合板を貼ってあります。
床暖房システムへのビニール系床材の施工には完全というものがありません。
床仕上げ材トップメーカーの東リでは、下記のように説明してます。

床暖房が設置されている下地にカーペットやシート類の仕上げ材を施工することは、多くの問題点や注意点があり、最も難しい施工の一つだと前置きして、床暖房による温度変化のため下地や床材の伸縮が繰り返されることや、下地の水分が一気に上昇することなどの問題点がある。
しかしと続き、これらの問題点を解決する確実な方法はありませんので、多少の問題が発生することをご理解下さいとあり、あとに東リが推奨するトラブルを最小限に抑える為の施工方法についての解説があります。

責任を回避しながらも、床暖房に対応していかなくてはならないメーカーの姿勢が窺えます。
それほど床暖房の需要は大きいのでしょうね。
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