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杉並区の住宅を売却して練馬区の中古マンションに引越し~入居前にリフォーム

中古マンションのリノベーション リフォーム現場からアスベストが出現した場合の対処

アイネックス小池です
「杉並区の戸建住宅を売却して練馬区の中古マンションに引越し~入居前にリフォーム」、リフォーム現場の進捗状況、解体工事の続きです。
■リフォーム前平面図
■リフォームプラン:平面図
解体工事の2日目です。
リフォーム解体工事:寝室 リフォーム解体工事:寝室
寝室のユニットバス回りです。
左画像は寝室を入って左手のミニキッチンがあったところです。
すでにミニキッチンの撤去が終わっています。
従いまして天井に走っている管は、ミニキッチンの換気扇の排気ダクトで北側に抜かれています。
天井を撤去したため排気ダクトが露出しましたが、また同じ高さに天井を作るのでダクトは天井裏に隠れます。
この排気ダクトは不要になるので撤去処分しても問題ないのですが、とは言っても撤去費と処分費はお客さまから頂戴しなくてはいけません。
建物や今後の生活に支障を来たす場合は当然撤去しますが、そうではない場合は残したままにしておきます。
リフォーム解体工事:寝室ユニットバス リフォーム解体工事:寝室ユニットバス
きれいにユニットバスが撤去されて、躯体コンクリートが露出しました。
ユニットバスの給排水管配管のために、その部分だけコンクリート床が一段下がっています。
普通に考えれば床落ちしていることは当たり前のことなのですが、事前に考えが及びませんでした。
この一段落ちている床を回りの高さに合わせなくてはいけません。
これはお客さまにはお願いできませんので、アイネックス負担で処理をします。
モルタルを打設して床をフラットにします。
こんな感じのドジもしょっちゅうです。「涙」
リフォーム解体工事:寝室納戸
寝室の納戸を解体工事中です。
梁が天井ぎりぎりまで迫っています。
これではダウンライトに干渉する可能性があります。
リフォームプラン:ウォークインクローゼット平面図
案の定、アウトです。
緑の線が梁位置なので、ダウンライトを西に移動さぜるを得ませんね。
リフォーム解体工事:ユニットバス撤去跡 リフォーム解体工事:ユニットバス撤去跡
この現場にも出てきてしまいました。
ユニットバスの排水管は、トミジ管といってアスベストです。
年に2~3度遭遇します。
正式名称は石綿二層管といい、塩ビパイプを石綿スレートで包んだものです。
これは専用のアスベスト運搬車で、アスベスト専用産業廃棄物処理場に持ち込まなくてはいけません。
当然一般の産業廃棄物より処分費はかかります。
さすがにこれは不可抗力のため、お客さまにお話しして追加の費用をいただくことになります。
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