株式会社アイネックス 公式ブログ
杉並区の戸建住宅を売却して練馬区の中古マンションに引越し~入居前にリフォーム
中古マンションのリノベーション ご夫婦withペットでゆったりライフ
アイネックス小池です
お隣の荻窪(杉並区)にお住まいのお客さまから、中古マンション(築年:平成3年)の購入にあたり、長く快適に暮らしていくうえでも住宅設備を見直して、入居後に維持費や手間が掛からないようにメンテナンス性を向上させておきたいというご依頼をいただきました。
お客さまが購入したマンションの販売図面です。
鉄筋コンクリート造5階建の1階になり、専有面積は154㎡ととても広い3LDKの間取りです。
おまけに1階は専有庭があり、お客さまのところは83㎡もある庭付の部屋です。
マンションは5階建で総戸数はたったの9戸です。
単純に考えると、お客さまの部屋が154㎡で同じような大きさの部屋が他に8戸...。
私たちの年代の方なら、もう想像がつきますね。
築年が平成3年なので、築29年ということになります。
平成3年というのはバブルが弾けた年で、販売図面には築年:平成3年4月とあります。
景気動向指数上、1986年(昭和61年)12月から1991年(平成3年)2月までの51ヶ月間をバブル期とされています。
すなわち、バブルが崩壊した2ヶ月後に竣工したことになり、一番最悪なときに完成したマンションです。
平成3年の2月を境に景気は急降下を続けていくことになり、平成3年4月付近に竣工のマンションはことごとく売れ残っていたものです。
工事が竣工しただけでも良かったと言われる時代でした。
このようなマンションはいくつも見てきましたので、中の様子はおおよそ見当が付きます。
お客さまが言われる通り、入居前に住宅設備を見直して、長く快適に住めるようにしておくのは非常に重要なことですね。