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子供の独立を機に住まい方を変えるためのリフォーム in 杉並区

リノベーションはプランが重要23~住宅設備は必要最低限にして過剰設備を避ける

アイネックス小池です
「子供の独立を機に住まい方を変えるためのリフォーム in 杉並区」の第2期3階リフォーム工事の続きです。
■3階リフォーム前平面図
■3階リフォームプラン~平面図
それではトイレ、洗面脱衣室、お風呂などの水回り住宅設備の解体工事後の進捗状況を見てみましょう。
水回り住宅設備のリフォーム様子
もう給排水設備工事が始まっていますね。
架橋ポリエチレン管が見えていますが、水色が給水管、オレンジが給湯管です。
矢印は便器の排水管です。
給排水設備工事:便器排水管配管工事
リフォーム前のトイレは新築工事時のデフォルトの位置だったので、ピンポイトで床から排水管を立ち上げていましたが、今回使用する便器の排水管は床下で配管できないため、壁から出して床の上で便器と接続します。
リフォーム平面プランを見ていただくと、ユニットバスとトイレが隣接していて、汚水排水管の大元の取り込み口にユニットバスがちょうどかかるぐらいのところにあります。
もしユニットバスの脚や土台フレームに干渉してしまうようなら、ユニットバスの床面を高くするなり、位置を少しずらすなりの対応が必要になります。
リフォーム前の浴室はハーフユニットバスを使用していて、浴室に入るところに跨ぎの段差が120mmぐらいあったので、リフォーム後がバリアフリーとはいかないまでも極力段差は少なくしたいものです。
しかし構造上段差が生じてしまうのはリフォーム前から分かっていたものの、ここは給排水設備工事とユニットバス設置業者の職人さんたちに頑張ってもらって、少しでも跨ぎの段差は解消したいですね。
空調ダクト配管
リフォーム前の浴室の天井裏です。
戸建住宅にしてはやたらと空調のダクトがあり、設計士さんの過剰設備がここにも見受け取れます。
空調ダクト配管2
リフォーム前平面図と照らし合わせて、なんのダクトか見てみましょう。
青はトイレの換気扇、黄色はお風呂の2室換気扇(1台の換気扇で2ヶ所の換気をするもの)、緑はダイニングの換気扇です。
赤は27年間何のためにあるものかお客さまがご存じなかった全熱交換器のダクトです。
お客さまにとっては、やっぱり過剰設備でしたね。
設計士さんの独り相撲です。