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子供の独立を機に住まい方を変えるためのリフォーム in 杉並区

リノベーションはプランが重要22~電気幹線ケーブルの配線ルートを変更

アイネックス小池です
「子供の独立を機に住まい方を変えるためのリフォーム in 杉並区」の第2期3階リフォーム工事の続きです。
■3階リフォーム前平面図
■3階リフォームプラン~平面図
撤去予定の壁内部
次は電気の幹線ケーブル(緑矢印)の配線ルートを変えなくてはいけません。
リフォーム前は2階から引き込まれて、壁内部を通って天井まで上がり、納戸内の分電盤に配線されています。
リフォームプラン:幹線配線工事
空調冷媒管の配管ルートの変更も困難な作業ですが、これもまた別の意味で困ったことがあります。
2階から引き込まれている位置は、新設する壁の外にあるという問題です。
図面の赤線が引き込み位置ですが、ここは普通にフローリングが貼られる床にあたります。
フローリング表面から床スラブの間は24mmしかないため、太い幹線を配線するのは不可能です。
幹線ケーブルはとても硬質なので、曲げる角度もかなり鈍角になります。
お客さまと打合せをした結果、床スラブを斫ってもいいということになり、床のコンクリートを部分的に削り取って床下に幹線を40cmほど埋め込むことにしました。
幹線が3階床に出る手前の床下でルートを変えて(青線)、新設する壁の真下まできたら壁内に引き込みます。
リフォームプラン:幹線配線工事平面図
床下から新設する壁内部に引き込んだ幹線は、階段下を通って階段⇔納戸の間仕切り壁に入れて、納戸の分電盤まで配線というルートに変更します。
図面の黒矢印間、たった20cmのために床スラブを斫るということです。
でもお客さまのご要望通り、床から天井までの壁を取って開放的な階段回りにリフォームすることができるので一安心です。
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