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子供の独立を機に住まい方を変えるためのリフォーム in 杉並区

リノベーションはプランが重要21~空調の冷媒管配管ルートを変更して部屋を解放的に

アイネックス小池です
「子供の独立を機に住まい方を変えるためのリフォーム in 杉並区」の第2期3階リフォーム工事の続きです。
■3階リフォーム前平面図
■3階リフォームプラン~平面図
リフォームプラン:階段部壁
床から天井までの壁を撤去して、ご覧のデザインにリフォームして思い切り開放的にしたのですが困りましたね。
しかしお客さまにはこのデザインをいたく気に入ってくださり、なんとしてでもという感じです。
どうにかしなくてはいけませんね。
リフォーム屋の腕の見せどころです。
撤去予定の壁内部
2階から引き込まれている幹線(電気)と空調の冷媒管配管を異なるルートで配管する以外に方法はありません。
既存天井点検口内部 既存天井点検口内部

アルミ色のものは埋込空調システムの装置の一部です。
この装置のメンテナンスのために設置された点検口の中を覗いています。
この点検口は必要がないので、今回リフォーム工事で撤去する予定です。
左側の黒の太いケーブルが幹線で、右側に空調の配管があります。
埋込空調システムから壁掛けエアコンに切り替えたときに既存の冷媒管を再使用してありましたが、ドレン管(グレーの塩ビ管)は使用していなかったので今回撤去してしまいます。
冷媒管も既に配管ルート変更のために切断しました。
■リフォームプラン~空調冷媒管配管ルート
緑が既存の冷媒管配管ルートで、室内機背中から壁に引き込んでから天井裏に上げて、天井内を通っての位置で床方向に配管してあります。
新規配管ルートは天井に取り込むまでは同じで、天井内を通して納戸の天井裏に配管します。
納戸内の見た目は気にされないとのことなので、納戸の壁に沿って露出で配管して、のあたりで下に降ろし、床から20cmぐらいのところでリビング側に配管するというものです。
この冷媒管配管は結構難度が高いですが、空調工事の職人さんに頑張ってもらいます。
リフォームプラン:空調配管正面図
納戸から階段下を通して、ここまで配管するということです。
これで床から天井までの壁を撤去しても問題がなくなりました。