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子供の独立を機に住まい方を変えるためのリフォーム in 杉並区

リノベーションはプランが重要12~収納内部全体を開け放して広く使う建具活用術

アイネックス小池です
「子供の独立を機に住まい方を変えるためのリフォーム in 杉並区」の第2期3階リフォーム工事の続きです。
■3階リフォーム前平面図
■3階リフォームプラン~平面図
部屋ごとのプランとリフォームに対してのお客さまのご要望、次は階段回りをご覧いただきます。
リフォームプラン平面図:階段回り
この部分がお客さまのご要望により、どのようにリフォームされるのか展開図を見ていきましょう。

リフォーム前は観音開きの収納が2つに分かれて在りました。
観音開きの収納にした場合は、収納と収納の間に間仕切り壁若しくは隔てパネルが必要になるた内部を開け放して目いっぱい使うことはできません。
なおかつリフォーム前はハンガーパイプがあるので、クローゼットとして設計されていたようですが、奥行が
50㎝にも全く満たないため、ハンガーを掛けるにしても垂直に掛けると扉が閉まらないので斜めに掛けるようになり、収納量は限られていたとのことです。
扉を開け放して、広く使える収納にしたいというご要望です。
■リフォームプラン展開図:リビング・階段回り南面
折れ戸収納に「フリー走行」という文言があります。
フリー走行? 聞き慣れない言葉ですよね。
その上の平面図をご覧いただくと、通常折れ戸は左右どちらかに寄って描かれるのに、中途半端な位置にあると思いませんか?
これがフリー走行なのです。
折れ戸:ピポット固定 折れ戸:フリー走行

普段は両端を仮固定しているので、折れ開閉が容易です。
仮固定を解除すれば扉が自由に動くので、右にも左にも振り分けてフルオープンが可能です。
折れ戸:ピポット固定 折れ戸:フリー走行

こんな感じで使えるということです。
これでしたらお客さまが望まれる、開け放して広く使う収納ということをクリアーできますね。
しかしもともと奥行がない収納のままリフォームするので、収納内部はオール可動棚にして、衣類はたたんで収納してもらいます。
リフォーム前キッチン3
フリー走行が可能なのは床に直付レールを取り付けるタイプに限られていて、この画像のように床にレールを取り付けないタイプではできませんのでご注意してください。
しかしノン下レールタイプはレールがないので、ホコリも溜まりにくく、お掃除も楽ですけどね。
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