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子供の独立を機に住まい方を変えるためのリフォーム in 杉並区
バブル時代に建てられた住宅のリフォーム~贅沢な住宅設備を撤去してスッキリ
アイネックス小池です
「子供の独立を機に住まい方を変えるためのリフォーム in 杉並区」の第2期3階リフォーム工事の続きです。
■3階リフォーム前平面図
引き続きリフォームに対してのお客さまのご要望を見ていただきますが、次は上のリフォーム前の平面図でご説明させていただきます。
この建物は1992年に竣工しました。
1992年というと、1985年~1991年のバブル時代が終わった翌年です。
従いまして、バブル時代に着工してバブルが弾けるとともに竣工したそうです。
そのため、きらびやかな内装こそありませんが、住宅設備は贅沢を極めています。
以前にも書きましたが、新築工事にあたり知り合いの設計士に全部お任せで依頼したため、結果好き勝手にやられたと私は思っています。
下の図面をご覧ください。
■3階リフォーム前平面図:既存住宅設備
赤ラインは電気床暖房でキッチンにまで装備されていて、これだけで600万かかったそうです。
最初の冬に床暖房を使ったら、電気代が10万円以上になったので、わずか1~2ヶ月使っただけで、いまだに床の下に眠っているそうです。
そして青ラインは空調です。
空調機は完全に天井に埋め込んであり、贅沢な仕様になっています。
3階に入ったところの天井に吸気口があり、吹出口が床暖房と同じように3ヶ所に配置されています。
室外機は1階の駐車場に置いてあるため、長距離の冷媒管配管になっていて、それだけでも結構な工事費になったことでしょうね。
既存住宅設備1 |
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この天井に埋め込まれているのが吸気口ですが、今では考えられない大きい吸気口です。
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既存住宅設備2 |
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青ラインが吹出口ですが、よく見ると壁掛けエアコンが付いていますね。 15年以上も前にデフォルトの空調システムは壊れてしまい、その後2度壁掛けエアコンを買い替えたそうです。 デフォルトの空調機は使用していた12年間で、なんども動作しなくなり、修理費で50万以上かかったそうです。 ちなみにメーカーはダイキンでした。 もう一つ緑で囲ったものが付いていますが、これは三菱のロスナイ、全熱交換器です。 お客さまは今のいままで換気扇だと思っていて、ここで換気は必要ではないので一度も使ったことがないとのことです。
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新築工事の引渡しのときの説明がなかったそうです。恐るべしバブル時代!
ということで、今回リフォーム工事でこれらの空調システムはすべて撤去しますが、床暖房を撤去となると解体工事が大袈裟になるので、床暖房は引き続き床下で眠ってもらいます。