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子供の独立を機に住まい方を変えるためのリフォーム in 杉並区
リノベーションはプランが重要Ⅵ~テレビの電源コードやアンテナを壁内に収納
アイネックス小池です
「子供の独立を機に住まい方を変えるためのリフォーム in 杉並区」の第2期3階リフォーム工事の続きです。
■3階リフォーム前平面図
■3階リフォームプラン~平面図
それでは、どのようにしてテレビ裏にゴチャつく配線コードやテーブルタップを隠すのか見ていただきます。
■リフォームプラン展開図:リビング南面
リビング南の壁に200角の点検口があります。
この壁の中に配線コードやテーブルタップを収納しちゃいます。
リフォームプラン:壁内配線スペース |
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配線コードやテーブルタップがある限り、このようにテレビ台と壁の隙間は最低でも7cmは空くため、横から配線のゴチャつきが見えてしまいます。 詳細に見ていきましょう。 |
■リフォームプラン:壁内配線スペース平面図
その前に訂正ですが、点検口のセンターは当初壁の右端から700mmでしたが、途中で685mmに変更しました。
リビングと洗面室の間の壁を下の方だけ洗面室側に引っ込めて、ここに配線コード、6口テーブルタップを2つ、テレビアンテナ分岐器などを納めます。
リフォームプラン:平面図をご覧いただくと、洗面室のテレビの裏側ににあたるのは洗面台とグレーで塗りつぶしたところです。
このグレー部分は、先日リフォーム前の部屋全体の様子を見ていただいたときに写っていたワンちゃんのトイレを置くところです。
トイレ場の床は掃除しやすいようにメラミン化粧板を貼りますが、グレーで表記してあるのは、メラミン化粧板を貼る範囲を分かりやすくしているためです。
ワンちゃん用のトイレを置く広さがあればいいので、後ろを配線スペースにしても問題はありません。
■リフォームプラン:壁内配線スペース正面図/断面図
左が正面図、右が断面図です。
壁掛けTVの背面に配線孔キャップを取り付けて、垂直に下がった位置にもう一つ配線孔キャップを取り付けます。
TV⇔デッキ・チューナーの配線はこのルートを使います。
配線コード(HDMIケーブル)は壁内を通るため、TVとテレビ台の間にはコードが見えてきませんね。
TVの電源コードやアンテナは配線孔キャップから取り込み、壁内配線スペースのテーブルタップや所定の分岐器に接続します。
次は断面図の説明を。
ワンちゃんのオシッコ場の上は可動棚が4枚、そして後ろがご覧のように配線スペースになっています。
配線スペースの上はコンセントの脱着作業をしやすいようにフタ(D=105mm)にして、簡単な通気ガラリを取り付けることで中に熱がこもらないようにします。
壁内配線スペースの大きさは、幅70cm、奥行15cm、高さ18cmあるので、6口テーブルタップ2つと配線コードを十分に納められます。
リフォームプラン:壁内配線スペース |
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イノベーションはプランが重要です。 これでテレビ台は壁の巾木にピッタリに設置できるため、テレビ台と壁の隙間は10mm以下になり、横からも正面からも配線は一切見えなくなります。 |