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子供の独立を機に住まい方を変えるためのリフォーム in 杉並区

リノベーションはプランが重要Ⅴ~テレビ裏の配線のゴチャゴチャを解決リフォーム

アイネックス小池です
「子供の独立を機に住まい方を変えるためのリフォーム in 杉並区」の第2期3階リフォーム工事の続きです。
■3階リフォーム前平面図
■3階リフォームプラン~平面図
次はリビングの南面のリフォームプラン図面をご覧いただきます。
■リフォームプラン展開図:リビング南面
右から階段前の収納、通路、リビングです。
通路にあるのはトイレの開き戸で、階段前の収納とリビングとは位置が前後するためグレーで表記してあります。
このリフォームプランにはページタイトルにもしてある「リノベーションはプランが重要」が隠されています。
これは皆さんにおかれても悩みの種という方が多いのではないでしょうか。
是非参考にしていただければと思います。

今回の「リノベーションはプランが重要」は、リビングの壁にある壁点検口200角があるところです。
リフォームプラン:平面図では、壁内配線スペースと表記してある部分です。
■リノベーションはプランが重要:壁内配線スペース
3階に入ってキッチンの方に進むと、右手がテレビスペースになります。
お客さまが所有のテレビは65インチのモニターで、リフォーム前から壁掛けにしてありました。
テレビを壁掛けにしても通常のご家庭ではデッキやチューナーも使うので、何かしらの収納かラックをテレビの下に置きますよね。
便宜上テレビ台と呼ばしていただきますが、配線コードやテーブルタップなどがテレビ台の裏でゴチャゴチャしているので、テレビ台を壁にピッタリつけて置くことは不可能ですよね。
私の経験ではテレビ台と壁の間に最低でも7cmほどの隙間が空いてしまいます。
リフォーム前:階段部壁
ご覧のようにリフォーム前の階段の前は、床から
天井まで壁になっています。
リフォームプラン:階段部壁
お客さまのご要望は一切壁は要らないというものでしたが、さすがに危ないので階段の形の壁を造ることになりました。
どのようになるのかとても楽しみです。

これから先はオフレコだったのですが、プランと打合せを進めているうちにあからさまになりました。
階段の下にコンセントが6コもあります。
実はこのコンセントは、ご主人から家内には分からないように付けといてと言われたものです。
そう言われても図面に落とし込まなくてはいけませんし、見積書にも登場しますのでバレるのは時間の問題だと思っていました。
リフォームプラン:階段下収納
階段下を利用して収納を設置しますが、これもご主人からの内緒のご依頼です。
図面を見ていただくと、6コのコンセントは壁から一段奥まって設置するようになっています。
ご主人にお聞きしたこの目的は、昔から思い焦がれていた「タツノオトシゴ」を飼うためです。
水温調整やろ過装置、循環ポンプなどコンセントが5~6コ必要とのことで、壁に直付けのコンセントでは水槽が出っ張ってしまうため、コンセントを奥まらせて設置してほしいとのこと。
そしてご存じのようにタツノオトシゴは海水生物なので、水槽の水は塩水を使うため、海水の素なるものやその他水槽用品をストックするために、水槽の近くに越したことがないと階段下に収納を造るというわけです。
テレビ裏配線1 テレビ裏配線2

皆さんのお家は、こんな感じになっていませんか?
テレビ台を壁にピッタリつけて置くことができないため、7cmの隙間からこの凄まじい配線が見えてしまいます。
どんなに素敵にリフォームしても、これでは台無しになってしまいます。
このように処理されている方もいらっしゃいますが、せっかくリフォームするのですから目に余る配線は隠蔽したいものです。
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