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子供の独立を機に住まい方を変えるためのリフォーム in 杉並区
対面式キッチンリフォーム~前は壁ではなくパネルを使ってシャープなフォルムのキッチン
アイネックス小池です
「子供の独立を機に住まい方を変えるためのリフォーム in 杉並区」の第2期3階リフォーム工事の続きです。
■3階リフォーム前平面図
■3階リフォームプラン~平面図
■キッチンプラン~平面図
■キッチンプラン~展開図1
次にキッチンの断面図を見ていただきます。
通常キッチンの前には壁があって、対面式キッチンの場合は腰高より上に奥行150mmぐらいのカウンターがあるものです。
しかしシャープなフォルムにしたいので、前の壁はできるだけ薄くしたいとのことで、前にカウンターはなくても構わないというのがお客さまのご要望です。
キッチンリフォームプラン断面図:シンク部 |
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壁を造らずにパネルを立てるだけにして、見えてくる厚みを32mmにします。 当然キッチンの前にはカウンターは付きません。 このような施工法はアイネックスにおいても経験がないので、しっかり納まりを考えておかないといけませんね。 それでは、どのような納まりになるのか詳細図をご覧いただきます。 |
■詳細図:キッチン前パネル
詳細図は縮尺1:10で作図することが多いのですが、今回は1:1原寸大で描きました。
通常はキッチンの前に壁を造って、壁にキッチンを取り付けますが、この場合は先にキッチンを設置してから、キッチンの背中にパネルを取り付けます。
使用するパネル材はラワンランバーという材料で、24mm厚のラワン材です。
このラワンランバーの周囲に32mmのメラミン化粧板を貼りますが、その厚みは1mmです。
左の断面図を見ていただくと、ラワンランバーのキッチン側にはキッチンパネルパネルの見切材5.7mmがあり、残りの寸法は
1.3mmになります。
見切材より1.3mmだけ側板に貼るメラミン化粧板の方が出っ張るため、キッチンパネルの見切材が完全に隠れるという納まり
です。
反対にダイニング側は1mmだけメラミン化粧板を出っ張らすように貼ります。
このままだとダイニング側はラワンランバーのままなのでクロスを貼りますが、クロスを見切るのが先ほどの1mmの出っ張り
です。
ご理解していただきましたでしょうか? 難しいですよね。