株式会社アイネックス ホーム >  子供の独立を機に住まい方を変えるためのリフォーム in 杉並区:既存のものを巧みに加工して再使用~リフォーム店の知恵と腕の見せどころ

株式会社アイネックス 公式ブログ

子供の独立を機に住まい方を変えるためのリフォーム in 杉並区

既存のものを巧みに加工して再使用~リフォーム店の知恵と腕の見せどころ

アイネックス小池です
今回から「子供の独立を機に住まい方を変えるためのリフォーム in 杉並区」の第2期3階リフォーム工事の続きです。

それでは現状の様子と照らし合わせて、お客さまのリフォームに対するご要望を部位ごとにご紹介させていただきます。 
■3階リフォーム前平面図
まず、3階全体のリフォームプランをご覧ください。
■3階リフォームプラン~平面図
至ってシンプルなキッチン+食器棚の2列型にリフォームします。
それでは、現状はどのようになっているのか見てみましょう。
リフォーム前キッチン1
リフォーム前はコの字型の造作システムキッチンで、かなりの収納量があります。
これからはご夫婦2人なので、こんなに収納量は必要ないとのことです。
このキッチンを撤去するのですが、一つ大きな問題があります。
リフォーム前キッチン1-1
ダイニング側のキッチンと同じ仕様の収納はこのまま残します。
キッチンシンクの前のカウンターも腰壁も解体してしまうため、既存収納が緑の形のままで残ることになります。
既存収納の左側がストレートなら全く問題はないのですが、ガラス扉の収納部分から上がキッチン前のカウンターに乗っているのが厄介です。
これはリフォーム工事での新旧の取り合いがとても難しいです。
とても目立つところななので、事前のプランで完成系をしっかりイメージして取り掛かる必要があります。

リフォーム前キッチン1-2
さらに問題があります。
残す既存収納と撤去する側の吊戸棚が1つのキャビネットのため繋がっています。
この吊戸棚は長方形のユニットに観音開きの扉が付いています。
これは非常に面倒な問題です。
どういう処置が必要かと言いますと、
一旦吊戸棚を取り外して半分の大きさにユニットを加工します。
そして半分にしたユニットに左側の既存扉を取り付けて左吊元(左側に丁番を付ける)にして、ダイニング側から使いやすくしなくてはいけません。
こんな感じで既存のものを上手に加工して再使用する。
リフォーム店の知恵と腕の見せ所です。
次の記事 ・・・・・・・・・・・ 前の記事