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子供の独立を機に住まい方を変えるためのリフォーム in 杉並区

カーテンボックスを設置してカーテンレールを隠す/同じ空間の収納の扉を揃える

エアコン撤去
アイネックス小池です

前回エアコン撤去の説明時に、冷媒管に現在使われていない銅管が使われているため扱いにくいということを書きましたが、既存の銅管を再使用する場合は扱いにくいの間違いでした。
申し訳ございませんが、訂正させていただくとともに銅管は現在も使用されています。
銅管の冷媒管 繋ぎ1 銅管の冷媒管 繋ぎ2
        画像:和筒冷熱
既存の冷媒管と新しい冷媒管を接合する場合は、ロウ付けもしくはユニオンジョイントというアダプタを使います。
ロウ付けとは溶接の一種で、ガスバーナーやトーチなどガスを使う溶接です。
ロウという低温度で溶解する合金で、金属同士を接合する場合に使います。
ロウ付けは火を使うので室内向きではないため、室内で銅管を接合する場合はユニオンジョイントを使用するのが一般的です。
左の画像は、既存の冷媒管と新しい冷媒管をユニオンジョイントで接合した部分です。
ユニオンジョイントは真ちゅう製のため、裸では結露してしまうので断熱材を巻くので、右の画像のように接合部がかなり膨らんでしまいます。
既存の冷媒管は壁に隠蔽されていましたが、同じように隠蔽するには接合部が太すぎて隠蔽しきれない可能性があり、逆に露出配管にした場合はこの上からテーピングをするものの非常に醜い配管形状になってしまいます。
この時点では4階はすご~く風通しがよくなる予定なので、エアコンは設置しないことになっています。

それでは、リフォーム現場の施工様子の続きをご覧いただきます。
■リフォーム前平面図
■リフォームプラン
解体工事終了 寝室→畳の部屋
両方とも寝室なので、以後図面右側の奥さまの寝室を「寝室」、ご主人の寝室を「畳の部屋」で進めさせていただきます。
寝室から畳の部屋を見ていますが、相当見通しが良くなりました。
イコール風通しがいいということですね。
畳の部屋 カーテンレール
畳の部屋です。
このようにカーテンレールは全部露出で付いています。
今回リフォーム工事でカーテンボックスを設置して、カーテンレールを隠します。
リフォーム前オープン収納部分 リフォーム前オープン収納部分
リフォーム前はオープン収納があったところは、以前に便器を撤去して収納に変更したリフォームをしていたらしく、排水管と給水管がまだ残っていましたので、これらは全部撤去してしまいます。
撤去というより、トイレを復活させてもいいように配管端部の処理だけしておきます。

上の2つの画像から、図面と違っているところがありますが、なにか分かりますか?
バルコニー側の壁に収納が3ヶ所あると聞いていましたが、実際は2つしかありませんね。
お客さま情報の間違いのようで、いままでず~と3つあると思っていたそうです。
階段室の収納 畳の部屋の収納
ともに内部はベニア仕上げで、階段室の収納は白い扉が、畳の部屋には木目の扉が付いていましたが、今回リフォームで畳の部屋の引き戸と同じ仕様の扉に交換します。

次回までに、図面の収納の数と部屋の名称を分かるようにしておきます。
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