
![]() |
アイネックス小池です リフォーム現場の施工様子の続きです。 床暖房の敷設と床暖房回りのベニアの捨て貼りが終わって、フローリング下地が完全にフラットになったので、いよいよフローリングを貼り始めます。 |
![]() |
まずは基準を決めます。 今回は玄関側から貼り始めます。 上がり框にフローリングを仮置きして、框とのチリ(段差)を確認します。 上がり框よりフローリングの方が高いとフローリングの断面が露出してしまうので、框より2~3mmほど面落ちしたぐらいがちょうどいい高さです。 チリは理想的な3mmです。 撤去したフローリングが12mmで、これから貼るフローリングが同じ12mmなら、なにも仮置きしてまなくてもいいのではと思われるでしょうが、仮置きは重要です。 |
![]() |
上がり框から貼り出して、リビングダイニングまで届きました。 |
![]() |
リビングダイニングの奥の壁まで貼り終わりました。 このラインがフローリング全体の基準になります。 |
リビングダイニング | 墨出(すみだし) | |
![]() |
![]() |
リビングダイニング床暖房 | ||
![]() |
床暖房の敷設が終わって、床暖房回りの構造用合板の捨て貼りも終了しているので、床暖房と回りのフローリング下地になるところがフラットになっています。 |
![]() |
![]() |
廊下⇔リビングダイニング | ||
![]() |
廊下とリビングダイニングの床取り合い部分です。 リビングダイニング側は床暖房12mmの上にフローリングを貼るので、この状態では廊下の方が12mm上がっています。 |
キッチン | ||
![]() |
キッチンの床の遮音マット敷きですが、思った通り破れて使い物にならなくなった遮音マットがあったようで、足りなくて歯抜け状態です。 足りない部分は遮音マットとほぼ同じ厚みの5.5mmベニアを代用品として使います。 先ほども申し上げましたが、遮音マットは経年劣化によりクッション性がなくなっていて、遮音性能は置床の脚で確保しているので、材質が異なるベニアを使っても問題ありません。 |
■洋室1 | ||
![]() |
洋室1ですが、1回では産業廃棄物運搬車には積みきれなかった解体材も処分されてます。 この部屋は余すことなくフローリングを撤去して、遮音マットも剥がし終わっています。 これからフローリングを貼り始めるので、解体工事の際のゴミや埃は清掃してきれいになっています。 |
リビングダイニング | 洗面脱衣室 | |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
彼女の部屋から撮っています。 白丸がアイネックスです。 この担当現場監督は、今までで一番近いと大喜びです。 |
![]() |
反対方向の風景です。 アイネックスと同じ並びに、ピンクで塗りつぶした印が分かりますか? 我が家です。 事務所も自宅も西荻窪なので、リフォームをしていただいたお客さまにちょくちょくお会いします。 ということで、悪いことはできません。 |
![]() |
防音マットです。 床の下地組みは置床なので、置床の脚(遮音用ゴム)で遮音性能を確保してあると思うのですが、おそらく二重に防音対策を取っているのでしょう。 この防音マットは再使用するので、一度全部取り外して保管しておきます。 |
■廊下 | ||
![]() |
防音マットの跡がはっきり残っていますね。 |
洗面脱衣室 | 洗面脱衣室 | |
![]() |
![]() |
■リビングダイニング | ||
![]() |
キッチン前のダイネットカウンターと壁のL型カウンターの撤去も終わっています。 |
![]() |
防音マットの跡がはっきり残っていますね。 |
リフォーム前洗面台壁と建具枠 | ||
![]() |
洗面室入口引き戸の枠は7mm、浴室開き戸の枠は6mm出っ張っているので、実質有効寸法は992mmということになり、どうやっても1000mmの洗面台を入れることはできません。 |
リフォーム後洗面台壁と建具枠 | ||
![]() |
ここでのリフォームポイントをお話しします。 まず、浴室側の壁のプラスターボード12.5mmを撤去して4mmベニアに貼り替えます。 これではまだ問題は解決されていないので、浴室開き戸の枠も交換して現状6mmの出っ張りを4mmにします。 これで実質有効幅は1002.5mmになり、理屈では1000mmの洗面台を入れることは可能になりましたが、壁というものは得てして垂直に立っていません。 そこで作業手順として、洗面台を設置してから開き戸の枠を取り付けることにします。 これで大丈夫なはずです。 |
②洋室網戸 | ||
![]() |
アコーディオン網戸がフリーズして動かなくなっています。 マンションの高所ということで、今後不要につき撤去してほしいとのことです。 ①、②は見積り対象外、これくらいはサービスです。 |
③トイレ | ||
![]() |
トイレのリフォームは、クロス貼替と床シート・巾木貼替、便器交換です。 リフォーム前の床材はクッションフロアーですが、フロアタイルに貼り替えます。 そして便器交換ですが、四角い便器とのご要望がなくて良かったです。 |
![]() |
まず見事に黄色くなったクロスですが、彼女からのメールにもありました通り、壁・天井を全部貼り替えます。 |
![]() |
床のリフォームも必須項目ですが、リフォーム前の居室と廊下はマンション新築工事時のデフォルトのフローリングです。 20年前なので、このライトオークのフローリングが流行っていたころですね。 この当時はフローリングの色に迷ったら、最終的にライトオーク系にする方が多かったです。 既存フローリングを撤去して貼り替えるため、壁の巾木も一緒に交換になります。 |
![]() |
開き戸のレバーハンドルです。 兎に角この形状が好きではないという彼女。 丸みを帯びているデザインは嫌いで、角々している形で揃えたいそうです。 私も丸より角デザインの方が好きなので、このあたりも彼女と気が合いました。 ということで角形のレバーハンドルに交換します。 加えて金色ではなく、ステンレス若しくはステンレスにより近い銀色に変更したいそうです。 |
![]() |
洗濯機上の吊戸棚です。 このツマミは彼女の嫌いな最たるものらしく、入居時から変えたいと思っていたそうです。 当然収納のツマミは全部同じなので、10ヶ所ほど交換します。 |
![]() |
引き戸の引き手です。 これも交換希望なので、彫り込んであるので既存引き戸より大きいサイズの角形ステンレスを探さないといけませんね。 丁度よいサイズがあればいいのですが......。 |
![]() |
トイレの換気扇です。 いきなりでビックリされたら申し訳ございません。 活きている吸い込み口の面積の方が小さいです。 これほど活躍しているフィルターを見るのも久しぶりです。 |
現地調査 浴室内部1 | 現地調査 浴室内部2 | |
![]() |
![]() |
![]() |
西側洋室の入口です。 これは一体なんの跡なのでしょうか? 彼女に聞いても分からないとのことでした。 |
![]() |
洋室に入ると... 引き戸はもともとベージュですが、天井のクロスが引き戸と同じ色になっています。 自然のコーディネイト? |
現地調査 リビングダイニング3 | 現地調査 リビングダイニング4 | |
![]() |
![]() |
現地調査 キッチン1 | 現地調査 キッチン2 | |
![]() |
![]() |
![]() |
白いものの正体は食器洗い機でした。 超々々ご多忙の彼女には必需品とのことで、最近買い替えたばかりだそうです。 それでまだ白いのですね。 今回リフォームのご要望にキッチンの交換がありますが、食器洗い機はキッチンにビルトインすることが念願とのことです。 |
・・・・・・・・・・・ | 前の記事 |
![]() |
|
![]() |
主な仕様 天 板 : 人工大理石 デュポンコーリアン 扉 材 : ウレタン塗装 取 手 : アルミグリップハンドル |
![]() |
主な仕様 天板:ステンレスSus-304 1.2tヘアーライン仕上げ 扉材: メラミン化粧板 取手: ステンレス |
![]() |
||
![]() |
奥に見えているのがキッチンの対面にある作業カウンター 手前は食器棚兼パントリーです。 |
![]() |
||
![]() |
鮮やかな赤です。 写真より実物のほうのが素敵だと思います。 |
既存平面図 |
![]() |
2期リフォームは図面左側の既存ブロック塀です。 |
既存平面図 |
![]() |
2m近く盛土があり、その上にブロック塀と以前お客さまがご自分で取り付けたラティスがあります。 ブロック塀は強度に問題がないので再使用して、ラティスは撤去して1期リフォーム工事で設置した門扉のカラー・ 材質と同じフェンスを取り付けます。 |
![]() |
|
![]() |
2期リフォーム工事は奥の塀とフェンスです。 手前の塀は1期リフォーム工事の施工範囲で、発生していたエフロ現象を処理してきれいにした後、コンクリート劣化防止・遮水材「MCファイン」を塗布してあります。 左右の塀の意匠を合わせたので、ひと続きのきれいな 塀になりました。 |