株式会社アイネックス ホーム >  築20年のマンションを費用を安く新築同様にリフォームin西荻窪:リフォームポイント~壁の有効幅を少し広げて洗面台をピッタリに設置

株式会社アイネックス 公式ブログ

築20年のマンションを費用を安く新築同様にリフォームin西荻窪

リフォームポイント~壁の有効幅を少し広げて洗面台をピッタリに設置

アイネックス小池です

各部位ごとのリフォームに対してのご要望の続きです。
④洗面化粧台交換
鏡だけ残して、この洗面台を交換します。
埋め込み収納は撤去しますが、収納に付属している洗面台用照明スイッチとコンセントは必要なので、壁にスイッチとコンセントを新設します。

2019/08/19の「洗面台を設置する有効幅が99.5cm、交換する洗面台は90cmか100cmか?」で、現状の洗面台を設置している壁の有効幅は995mmのため、洗面台規制サイズ90cmでは中途半端になり、100cmでは有効幅が足りないため設置不可ということを書きました。
現状の壁有効幅を間違えていました。有効幅は995mmではなく1005mmでした。申し訳ございません。
それでもまだ100cmの洗面台は設置不可です。
リフォーム前浴室ドア枠 洗面脱衣室入口引き戸枠
開き戸や引き戸など建具の回りには建具枠がありますが、枠の方が壁より少し出っ張っています。
これが有効幅1005mmに対して、1000mmの洗面台を設置できない理由です。
リフォーム前洗面台壁と建具枠
洗面室入口引き戸の枠は7mm、浴室開き戸の枠は6mm出っ張っているので、実質有効寸法は992mmということになり、どうやっても1000mmの洗面台を入れることはできません。
リフォーム後洗面台壁と建具枠
ここでのリフォームポイントをお話しします。
まず、浴室側の壁のプラスターボード12.5mmを撤去して4mmベニアに貼り替えます。
これではまだ問題は解決されていないので、浴室開き戸の枠も交換して現状6mmの出っ張りを4mmにします。
これで実質有効幅は1002.5mmになり、理屈では1000mmの洗面台を入れることは可能になりましたが、壁というものは得てして垂直に立っていません。
そこで作業手順として、洗面台を設置してから開き戸の枠を取り付けることにします。
これで大丈夫なはずです。
②洋室網戸
アコーディオン網戸がフリーズして動かなくなっています。
マンションの高所ということで、今後不要につき撤去してほしいとのことです。

①、②は見積り対象外、これくらいはサービスです。
③トイレ
トイレのリフォームは、クロス貼替と床シート・巾木貼替、便器交換です。
リフォーム前の床材はクッションフロアーですが、フロアタイルに貼り替えます。
そして便器交換ですが、四角い便器とのご要望がなくて良かったです。
上の図面は各部位ごとにご要望事項を落とし込んだものなので、まずは家全体を対象にしたご要望事項から見ていただきます。
まず見事に黄色くなったクロスですが、彼女からのメールにもありました通り、壁・天井を全部貼り替えます。
床のリフォームも必須項目ですが、リフォーム前の居室と廊下はマンション新築工事時のデフォルトのフローリングです。
20年前なので、このライトオークのフローリングが流行っていたころですね。
この当時はフローリングの色に迷ったら、最終的にライトオーク系にする方が多かったです。
既存フローリングを撤去して貼り替えるため、壁の巾木も一緒に交換になります。
開き戸のレバーハンドルです。
兎に角この形状が好きではないという彼女。 丸みを帯びているデザインは嫌いで、角々している形で揃えたいそうです。
私も丸より角デザインの方が好きなので、このあたりも彼女と気が合いました。
ということで角形のレバーハンドルに交換します。
加えて金色ではなく、ステンレス若しくはステンレスにより近い銀色に変更したいそうです。
洗濯機上の吊戸棚です。
このツマミは彼女の嫌いな最たるものらしく、入居時から変えたいと思っていたそうです。
当然収納のツマミは全部同じなので、10ヶ所ほど交換します。
引き戸の引き手です。
これも交換希望なので、彫り込んであるので既存引き戸より大きいサイズの角形ステンレスを探さないといけませんね。
丁度よいサイズがあればいいのですが......。
まず彼女からのメールにもありました通り、壁・天井のクロスは全部貼り替えます。
トイレの換気扇です。
いきなりでビックリされたら申し訳ございません。
活きている吸い込み口の面積の方が小さいです。
これほど活躍しているフィルターを見るのも久しぶりです。
現地調査 浴室内部1 現地調査 浴室内部2
西側洋室の入口です。
これは一体なんの跡なのでしょうか? 彼女に聞いても分からないとのことでした。
洋室に入ると... 
引き戸はもともとベージュですが、天井のクロスが引き戸と同じ色になっています。
自然のコーディネイト?
リビングダイニングとキッチンに移動してみます。
どこに移動しても同じです。
ここまでくると逆に立派ですね。
現地調査 リビングダイニング3 現地調査 リビングダイニング4
すごいですよね。白いものがより白く見えます。
現地調査 キッチン1 現地調査 キッチン2
冷蔵庫の前にも謎の黒い影があります。
白いものの正体は食器洗い機でした。
超々々ご多忙の彼女には必需品とのことで、最近買い替えたばかりだそうです。
それでまだ白いのですね。
今回リフォームのご要望にキッチンの交換がありますが、食器洗い機はキッチンにビルトインすることが念願とのことです。
現地調査の様子は2回では終わりませんでした。
次回に続きます...
■リフォーム前平面図(販売図面)
■リフォーム平面プラン
■リフォーム前の玄関
もったいないと思うのですが、イメージの玄関とは違うとのことで大理石を撤去しました。
またまたレンズが埃だらけで分かりづらいですが、撤去されています。
こちらの写真の方が分かりやすいですかね。
さて、どこを撮っているのか分かりますか?

下駄箱の下を覗き込んでいます。
下駄箱が宙に浮いたように設置されています。
同じく石のタイルに貼り替えるのですが、手がやっと入るぐらいのスペースなので、この下にタイルを貼るのはすごく大変でしょうね、左官屋さん。
洋室1の隣の納戸です。
ジュータンを撤去した後に構造用合板(12mm厚の合板)を2重貼りにしてあります。
ジュータンを撤去したら構造用合板が出てきましたが、それだけの下地の厚みは洋室1の無垢フローリング面との段差が大きくなりすぎるため、段差を緩和するために2重貼りにしました。
洋室2です。
ここも構造用合板を2重貼りにしてあります。
先日書きましたが、廊下は既存フローリングに15mm無垢フローリングを上貼りするため、下地に何も手を加えなければ、洋室2と廊下の段差は30mmになってしまいます。
そのため構造用合板12mmを2重貼りにして、段差を6mmまで解消できます。

続きます...。
・・・・・・・・・・・ 前の記事
次の記事 ・・・・・・・・・・・ 前の記事
主な仕様
天 板  : 人工大理石 デュポンコーリアン
扉 材  : ウレタン塗装
取 手  : アルミグリップハンドル
主な仕様
天板:ステンレスSus-304 1.2tヘアーライン仕上げ
扉材: メラミン化粧板
取手: ステンレス

食器棚や作業カウンターもキッチンに合わせてオーダー家具で揃えたい

奥に見えているのがキッチンの対面にある作業カウンター
手前は食器棚兼パントリーです。
■キッチン対面作業カウンター
■食器棚兼パントリー
鮮やかな赤です。
写真より実物のほうのが素敵だと思います。

リフォーム工事概要

既存平面図
2期リフォームは図面左側の既存ブロック塀です。
既存平面図
2m近く盛土があり、その上にブロック塀と以前お客さまがご自分で取り付けたラティスがあります。
ブロック塀は強度に問題がないので再使用して、ラティスは撤去して1期リフォーム工事で設置した門扉のカラー・
材質と同じフェンスを取り付けます。

中庭のブロック塀を第1期リフォーム工事の仕様と同じカラー・材質で統一したい

2期リフォーム工事は奥の塀とフェンスです。
手前の塀は1期リフォーム工事の施工範囲で、発生していたエフロ現象を処理してきれいにした後、コンクリート劣化防止・遮水材「MCファイン」を塗布してあります。

左右の塀の意匠を合わせたので、ひと続きのきれいな
塀になりました。