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築20年のマンションを費用を安く新築同様にリフォームin西荻窪

大手と中小リフォーム店 見積金額と工期がどちらも3倍になるのはなぜ?

アイネックス小池です

昨日発売の週刊アエラを購読された方は何となくお気付きかと思いますが、現地調査後アイネックスが提示した見積金額は税抜で約300万で、彼女とリフォームに対するフィーリングや人間同士がマッチしたそうで即契約に相成りました。
後日談ですが、競合他社のうち中小企業の見積りは、アイネックスより40万も安いところもあれば、100万ぐらい高いリフォーム店もあったそうです。

相見積もり時の金額に対して、私は以前からなんとも腑に落ちない感覚に捕らわれています。
お客さまからリフォームに対するご要望などをヒアリング、そして現地調査後に見積り提出という全社とも同じ流れで見積りをしているにも拘らず、アイネックスが提示した見積額300万より40万も安くなったり、はたまた100万高くなるのが不思議でしょうがありません。

アイネックス提示額300万のリフォーム工事ボリュームに対して、260万~400万というブレ幅は考えられませんね。
アイネックスが今回リフォームを260万で請け負って、この流れ(収益率)で会社を運営していけば、間違いなく倒産してしまうでしょうね。
また、アイネックスが欲を出して400万の見積りを出したと仮定して、それがまかり通ってリフォーム工事を受注したら、これまた倒産するでしょうね。
そんなぼったぐりの企業が社会から淘汰されないわけがありませんものね。

ちなみに競合他社のうちの大手2社の見積金額は、ともに800万~900万で工期は3ヶ月と言われたそうです。
う~んですね。
なぜそうなるのか全く分かりません...。
ちなみにアイネックスの今回リフォーム工事の工期は3週間と少しです。
これも同様にう~んです。
なぜこのリフォーム工事内容で工期が3ヶ月もかかるのか理解不能です。
大手リフォーム店の担当者に聞いても企業事情も絡んでいることでしょうから、満足な回答は期待できないと思います。

それでは、大手リフォーム店はなぜ存続できるのか?
この件については「アエラ」でも申し上げましたが、三菱、三井、住友というブランド、冠ですね。
もし大手リフォーム店が今回リフォームをアイネックスと同じ300万、工期約3週間で提示したら、私だって大手リフォーム店を選びます。
■リフォーム前平面図(販売図面)
薄くて分かりづらいですが、お客さまからのメールにもありましたように、廊下が全居室に通じる2LDK、築20年のマンションです。
私は住まいもず~と西荻窪なので、このマンションができてもう20年も経ったのか、とこういう場合に感慨深く感じます。
ここまでが、お客さまからいただいたリフォームに関する情報です。

ごく稀に、図面と数枚の現況写真でお見積りをしてくださいとのメールがありますが、現地調査をせずして見積りはまず不可能です。
図面はあくまでも情報の一つに過ぎず、アイネックスは必ず現地調査をして正確な寸法や電気配線、給排水管配管など諸々を把握したうえで見積りをさせていただいております。

これから向かいのマンションの現地調査の様子をご覧いただきますが、かなりの衝撃映像ならぬ衝撃画像なので心して見てください。
これはアイネックスのリフォーム工事見積書です。
アイネックスの見積内訳書の内容は、詳細に渡って提示しているためボリュームがあります。
リフォーム工事の見積書は全業者統一されておらず、各々書式が異なる見積りフォームを使っています。
そんな各社書式が異なる5社も6社もの見積書を、自分が依頼した内容が抜けてないか、依頼した仕様通りになっているかなどをチェックしつつ見積金額を比較していきます。
これは非常に大変な作業なので、2~3社から相見積もりを取ったというお客さまが多いのだともいます。

結果から申し上げますと、大手2社を含む競合6社の相見積もりで、ありがたいことにアイネックスがリフォーム工事を行わせていただくことになりました。

ここから事態が急変します。
突如彼女に週刊アエラの特集「大手か中小か 損しないリフォーム業者選び」の取材が入ることになり、リフォーム工事を請け負わせていただいたアイネックスも取材という流れに...。

その記事が本日発売の週刊アエラに載っています!
現地調査 廊下 現地調査 玄関
西側洋室の入口です。
これは一体なんの跡なのでしょうか? 彼女に聞いても分からないとのことでした。
洋室に入ると... 
引き戸はもともとベージュですが、天井のクロスが引き戸と同じ色になっています。
自然のコーディネイト?
リビングダイニングとキッチンに移動してみます。
現地調査 リビングダイニング1 現地調査 リビングダイニング2
どこに移動しても同じです。
ここまでくると逆に立派ですね。
現地調査 リビングダイニング3 現地調査 リビングダイニング4
すごいですよね。白いものがより白く見えます。
現地調査 キッチン1 現地調査 キッチン2
冷蔵庫の前にも謎の黒い影があります。
白いものの正体は食器洗い機でした。
超々々ご多忙の彼女には必需品とのことで、最近買い替えたばかりだそうです。
それでまだ白いのですね。
今回リフォームのご要望にキッチンの交換がありますが、食器洗い機はキッチンにビルトインすることが念願とのことです。
現地調査の様子は2回では終わりませんでした。
次回に続きます...
■リフォーム前平面図(販売図面)
■リフォーム平面プラン
■リフォーム前の玄関
もったいないと思うのですが、イメージの玄関とは違うとのことで大理石を撤去しました。
またまたレンズが埃だらけで分かりづらいですが、撤去されています。
こちらの写真の方が分かりやすいですかね。
さて、どこを撮っているのか分かりますか?

下駄箱の下を覗き込んでいます。
下駄箱が宙に浮いたように設置されています。
同じく石のタイルに貼り替えるのですが、手がやっと入るぐらいのスペースなので、この下にタイルを貼るのはすごく大変でしょうね、左官屋さん。
洋室1の隣の納戸です。
ジュータンを撤去した後に構造用合板(12mm厚の合板)を2重貼りにしてあります。
ジュータンを撤去したら構造用合板が出てきましたが、それだけの下地の厚みは洋室1の無垢フローリング面との段差が大きくなりすぎるため、段差を緩和するために2重貼りにしました。
洋室2です。
ここも構造用合板を2重貼りにしてあります。
先日書きましたが、廊下は既存フローリングに15mm無垢フローリングを上貼りするため、下地に何も手を加えなければ、洋室2と廊下の段差は30mmになってしまいます。
そのため構造用合板12mmを2重貼りにして、段差を6mmまで解消できます。

続きます...。
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主な仕様
天 板  : 人工大理石 デュポンコーリアン
扉 材  : ウレタン塗装
取 手  : アルミグリップハンドル
主な仕様
天板:ステンレスSus-304 1.2tヘアーライン仕上げ
扉材: メラミン化粧板
取手: ステンレス

食器棚や作業カウンターもキッチンに合わせてオーダー家具で揃えたい

奥に見えているのがキッチンの対面にある作業カウンター
手前は食器棚兼パントリーです。
■キッチン対面作業カウンター
■食器棚兼パントリー
鮮やかな赤です。
写真より実物のほうのが素敵だと思います。

リフォーム工事概要

既存平面図
2期リフォームは図面左側の既存ブロック塀です。
既存平面図
2m近く盛土があり、その上にブロック塀と以前お客さまがご自分で取り付けたラティスがあります。
ブロック塀は強度に問題がないので再使用して、ラティスは撤去して1期リフォーム工事で設置した門扉のカラー・
材質と同じフェンスを取り付けます。

中庭のブロック塀を第1期リフォーム工事の仕様と同じカラー・材質で統一したい

2期リフォーム工事は奥の塀とフェンスです。
手前の塀は1期リフォーム工事の施工範囲で、発生していたエフロ現象を処理してきれいにした後、コンクリート劣化防止・遮水材「MCファイン」を塗布してあります。

左右の塀の意匠を合わせたので、ひと続きのきれいな
塀になりました。