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中古マンションのリノベーション~無垢フローリングへのこだわり
無垢フローリング用遮音マット~L-45用とL-50用の違い
アイネックス小池です
「中古マンションのリノベーション~無垢フローリングへのこだわり」、施工シーンの続きです。
■リフォーム前平面図(販売図面)
■リフォーム平面プラン
洋室1に貼った遮音マットです。
以前遮音性能L-50のときに使った遮音マットです。
L-45用遮音マットの厚みは、L-50用の約2倍あります。
また、使用しているクッション材そのものも異なり、クッション性もまるで違ってきます。
ただ今回も無垢フローリングとの間に9mmベニア下地が入るので、足に伝わる感触はかなり緩和されます。
■無垢フローリング
今回使用するオークの無垢フローリングです。
やはり無垢材は画像より実物の方が、遥かに重厚感、高級感がありますよ。
リフォーム前は、リビングダイニングにある収納内に分電盤があります。
分電盤が宙ぶらりんになっています。
リフォームプラン図をご覧いただくと、この収納を無くして和室の押入を改造後、分電盤を移設するようになっています。
収納部分がプラスターボードで塞がって既に壁になっています。
ということは、解体工事が終わって木工事(大工さんの工事)が始まっていますね。
キッチン開口部の下枠だけが新しくなっています。
リフォーム前は下枠がラウンド型になっていましたが、この丸味が好きではないということで、下枠だけ撤去してストレート型に交換しました。
この開口部の枠は新しくなった下枠だけではなく、4方枠全部を白で塗装します。
4方枠を塗装することで、新旧の違いが分からなくなります。
キッチン側から見るとこんな感じです。
続きます...。
■ジュータン撤去後断面図
既存フローリングと洋室のジュータン撤去後の段差は18mmです。
既存フローリングに無垢フローリング15mmを貼ると段差は33mmになります。
下から遮音マット15mm+下地9mmベニア+無垢フローリング15mmで、合わせて39mmになり、どうやっても6mmの段差が生じてしまいます。
下地ベニアを9mmではなく5.5mmにすれば段差は3.5mmで納まるのですが、5.5mmのベニアでは薄すぎて無垢フローリングを固定するビス・釘が効きません。
9mmでも薄いので12mmを使いたいと大工さんに要求されましたが、そこはなんとか匠の技で納めてもらいます。
続きます...。
洋室1の隣の納戸です。
ジュータンを撤去した後に構造用合板(12mm厚の合板)を2重貼りにしてあります。
ジュータンを撤去したら構造用合板が出てきましたが、それだけの下地の厚みは洋室1の無垢フローリング面との段差が大きくなりすぎるため、段差を緩和するために2重貼りにしました。
洋室2です。
ここも構造用合板を2重貼りにしてあります。
先日書きましたが、廊下は既存フローリングに15mm無垢フローリングを上貼りするため、下地に何も手を加えなければ、洋室2と廊下の段差は30mmになってしまいます。
そのため構造用合板12mmを2重貼りにして、段差を6mmまで解消できます。
続きます...。
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主な仕様 天 板 : 人工大理石 デュポンコーリアン 扉 材 : ウレタン塗装 取 手 : アルミグリップハンドル |
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主な仕様 天板:ステンレスSus-304 1.2tヘアーライン仕上げ 扉材: メラミン化粧板 取手: ステンレス |
食器棚や作業カウンターもキッチンに合わせてオーダー家具で揃えたい
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奥に見えているのがキッチンの対面にある作業カウンター 手前は食器棚兼パントリーです。 |
■キッチン対面作業カウンター
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天板もこだわりのステンレスです。 |
■食器棚兼パントリー
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鮮やかな赤です。 写真より実物のほうのが素敵だと思います。 |
リフォーム工事概要
既存平面図 |
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2期リフォームは図面左側の既存ブロック塀です。 |
既存平面図 |
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2m近く盛土があり、その上にブロック塀と以前お客さまがご自分で取り付けたラティスがあります。 ブロック塀は強度に問題がないので再使用して、ラティスは撤去して1期リフォーム工事で設置した門扉のカラー・ 材質と同じフェンスを取り付けます。 |
中庭のブロック塀を第1期リフォーム工事の仕様と同じカラー・材質で統一したい
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2期リフォーム工事は奥の塀とフェンスです。 手前の塀は1期リフォーム工事の施工範囲で、発生していたエフロ現象を処理してきれいにした後、コンクリート劣化防止・遮水材「MCファイン」を塗布してあります。
左右の塀の意匠を合わせたので、ひと続きのきれいな 塀になりました。 |