戸建住宅リフォーム施工事例
在来浴室をユニットバスに変更、床の段差をなくしてバリアフリー 杉並区I邸
リフォーム前:在来浴室 |
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リフォーム前:浴室入口段差 |
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予 算 : 350万円(税抜)
■主な工事
在来浴室をユニットバスに変更
洗面台交換
床バリアフリー
洗濯機置き場造作工事
床・壁貼り替え
■リフォーム工事前 概要
リフォーム前平面図
リフォームの対象は緑で囲ったところ、浴室、洗面室、ユーティリティです。
■リフォーム前:洗面室 |
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■リフォーム前:ユーティリティ |
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左はユーティリティから見た洗面室で、洗面台の前が在来のお風呂です。
洗面室とユーティリティは繋がっていて、玄関側からと厨房から出入りできます。
玄関廊下より洗面室は床が10cm低くなっています。
右は勝手口から見たユーティリティです。
床はコンクリートで、洗面室よりさらに18cm低くなっています。
浴室の床も洗面室より13cm下がっているので、この狭い中に大きい段差が3ヶ所もあります。
お風呂の大きさはユニットバスでいうと1216サイズ(内寸120cm×160cm)ぐらいしかないので、このお家の規模には少し小さいです。
■リフォーム前:ユーティリティ |
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洗濯機の前が狭いので、とても作業がしづらそうです。
また床が土間コンクリートのため下履きに履き替えねばいけないうえ、室内なのにとても寒々しています
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お客さまのリフォームのこだわり
・お風呂が狭くて在来式のため寒いので、大きいユニットバスに変えたい
・ユニットバスは無機質な感じなので、木のぬくもりが感じられるようにしたい
・今の洗面室が狭くて洗面台が使いづらいので、洗面室を広く取りたい
・同じ空間に洗濯機置き場もほしい
リフォームプラン
■リフォーム平面プラン
点線は既存壁の位置です。
ユニットバスは1616サイズを使うので、リフォーム前よりかなり広くなります。
浴室が40cm広くなる分、壁がリフォーム前の洗面台方向に移動するので、既存開き戸も同様に40cm移設します。
勝手口ドアは使ってないとのことなので塞いでしまい、厨房との出入口はリフォーム費用を抑えるために、開き戸を残したまま洗面室側から塞ぎます。(余計な仕上げ工事を発生させないため)
肝心な床の段差は、玄関側(今の洗面室)は10cm、ユーティリティ側は28cm、それぞれ床をかさ上げして玄関廊下とフラットに、洗面室と浴室の床は段差をなくして全部バリアフリーにします。
■リフォーム前:階段室廊下物入 |
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階段室廊下に廊下側から使う物入があります。
階段下にある物入のため、高さは1m10cmぐらいしかありませんが、ここを洗濯機置き場に改造します。
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■リフォームプラン:展開図
左側は洗濯機置き場の断面が、右側の展開図は洗濯機置き場を正面から見ています。
洗濯機置き場の断面を見ていただくと、階段下の物入は全部を洗濯機置き場に改造するのではなく、物入の扉はそのままにして廊下側からも少し使えるようにします。
扉を残すことで余計な仕上げ工事をしなくていいので、リフォーム費用を抑えられます。
洗濯機置き場を正面から見ると、天井が階段の勾配の形になっています。
お手持ちの洗濯機が十分設置できて、棚を1枚付けて洗剤などを置けるようにします。
■リフォームプラン:洗面台側展開図 |
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1616サイズのユニットバス設置必要寸法を確保すると131cm残り、120cmの洗面台を設置して11cm余ります。
ほこり溜めにしたくないので、洗面台を設置する奥行だけ壁を11cmふかします。(壁を前に出すこと)
それでも11cmはもったいないので、この壁に埋込収納を設置するプランです。
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