戸建住宅リフォーム施工事例
リビングにデザイン階段を設置して屋根裏部屋を有効活用 杉並区M邸 B&A4
予 算 : 900万円(税抜)
■主な工事
間取り変更:洋室2つと台所を繋げてLDKに変更
キッチン交換
浴室、洗面室、トイレの位置を変えて、ユニットバス、洗面台、便器を新設(1階)
2階トイレ:便器交換
フローリング、クロス貼り替え
玄関ドア交換
建具交換
下駄箱交換
宅配ボックス新設、ポスト交換
屋根裏部屋は大変重宝しているので、残して安全で使いやすい昇降にしたい
リフォーム前:2階平面図 |
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リフォーム前:屋根裏部屋収納ハシゴ |
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リフォーム前:屋根裏部屋 |
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重宝しているということで、屋根裏部屋にはびっしり物が置いてあります。
今後も屋根裏部屋を活用するなら、いまの収納ハシゴでは不便なうえに危なく、用途と仕様が吊り合っていません。
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■リフォームプラン:2階平面図 |
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洋室3と洋室4を合わせて広いリビングダイニングになるので、その一部を階段スペースに使います。
リビングダイニングの一角に階段を設置するので、階段のデザインが非常に重要になります。
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■リフォームプラン:屋根裏部屋・リビング階段平面図 |
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図面にすると本当に広い屋根裏部屋で、重宝しているというのも分かります。
階段を架ける部分の天井(グレー点線部分)を壊して、階段の勾配に対応します。 あとは階段の勾配を確保できるかということです。
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■リフォームプラン:屋根裏部屋・リビング階段断面図
左は階段を正面から、右は断面図です。
階段の勾配は切妻屋根の形状を利用します。
階段を架ける部分は天井裏がなくなるので、ここは断熱性が低下するため、無機質繊維系断熱材ロックウールで断熱性能が高いクラスを敷き込みます。
無機質繊維系断熱材に関しては、「戸建住宅・マンションのリノベーション 繊維系断熱材、ロックウールとグラスウール」 をご覧ください。
階段を架ける部分の天井裏に梁が入っていることが事前調査で分かっていて、梁の架け替えが必要のため費用が発生しますが、これは効果に対して必要な費用です。
戸建住宅の外壁に面していない柱や梁は余程のことがない限り、撤去もしくは移動できないということはありません。
ただし構造体になっている柱や梁を撤去、または移動する場合、補強工事が伴うのでそれなりの費用が発生します。
キッチンの横の柱も構造にかなう補強さえ行えば撤去できましたが、要は費用対効果の問題で、今回のようにデザイン性でカバーできるのであれば費用削減を優先すべきです。
リフォーム前:洋室4南西面 |
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■リフォーム後:リビング南西面 |
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■リフォーム後:リビング&階段
計画通りリビングに素敵な階段ができました。
アクセントクロスも効いていて、カラーバランスが非常にいいですね。
■リフォーム後:リビング階段 |
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お客さまは障子の有無を懸念されてましたが、品よく調和してまったく問題ありませんね。
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■リフォーム後:リビング階段下 |
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■リフォーム後:リビング階段上 |
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安全な昇降が確保されました。
■リフォーム後:屋根裏部屋 |
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■リフォーム後:屋根裏部屋 |
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この広い屋根裏部屋がリフォーム前より有効的に活用できるようになりました。