株式会社アイネックス ホーム 杉並区Y邸 ロフト用階段を新設するリフォーム~コストを抑えて、安全性とデザインを形にする

戸建住宅リフォーム施工事例

杉並区Y邸 ロフト用階段新設リフォーム 蹴込板がないデザイン 解放感ある階段

リフォーム前
予 算  : 200万円(税抜)
■工事概要
ロフト用階段新設
リビング:キッチン裏収納撤去して造作家具設置
トイレ:吊戸棚設置、アクセントクロスに貼替
電気工事:マルチコンセント移設、専用コンセント・通常コンセント増設
洗面室に収納を新設
収納・クローゼット改造
リフォーム対象部分のクロス貼替

ロフト用階段を新設するリフォーム~コストを抑えて、安全性とデザインを形にする

リフォーム前:ダイニング リフォーム前:ダイニング
リフォームプラン:新設階段平面図
AとBの位置から見た、展開図と断面図をご覧いただきます。
リフォームプラン:ダイニング展開図
ポジションAからの展開図を見ていただきますが、ご覧の通りダイニングはかなりの勾配天井になっています。

緑のところに階段を造るわけですが、できるだけ場所を取らないで、ダイニングスペースを広くしたいものです。
リフォームプラン:階段A展開図
階段の側面図では奥行感が掴めませんでしたが、このように踊り場(階段一番上の広いステップ)に設置する手摺は、天井間際の高さになります。

踏板は20cm間隔で、解放感を出すため蹴込み板は付けません。
左右の集成材階段フレームに溝を設けて、踏板を溝に差し込み、挟み込んで固定するので蹴込み板は必要ありません。
リフォームプラン:階段B展開図
踊り場の下からリビング方向を見た展開図です。

もともと在った腰壁に階段支え柱を抱き合わせて固定します。
この支柱が階段の生命線ともいえる構造体になり、階段全体と踊り場の床をも支持します。
リフォームプラン:階段B断面図
踊り場中央部分の断面図です。

踊り場の真下には踊り場の床を支える下がり壁があり、この下がり壁の左端部を先ほどの支え柱(支柱)が受けています。
これは前ページ(Before&After3)に戻って、階段側面図を見ていただくと解りやすいと思います。

下がり壁の左端部を支柱が受けるとしましたが、片方の右端部はというと、やはり前ページ(Before&After3)で触れた土台受金物が壁の中に隠蔽された状態で下がり壁の土台を受けます。
土台受金物の設置に関しては、施工中の画像を挿入させていただくことにします。
リフォームプラン:新設階段立面図
新設する階段回りをピックアップした平面図です。

リビング側から上がって、上がりきった踊り場が新しいロフトの入口です。
リフォーム前のハシゴでの入口は1段低くなっているため、危ないので転落防止用のバーを設置します。