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戸建住宅リフォーム施工事例

豊島区空き家プロジェクト 厚労省「住宅セーフティネット制度」共同居住型住宅

予 算  : 900万円

■主な工事
真壁を大壁に変更・砂壁をクロスに貼替
床貼替
キッチン:場所を変えて新設
在来式浴室をユニットバスに変更
洗面台・洗濯機スペース新設
便器・ウォシュレット×2ヶ所新設
耐震改修工事
防火上(45分準耐火構造)有効な間仕切り壁に変更
セーフティネット住宅付帯設備設置
分電盤新設

高齢者にも使いやすくて安全性が高いキッチンにリフォーム

リフォーム前:1階平面図 1階リフォームプラン
リフォーム前:台所・食事室 リフォーム前:台所・食事室
リフォーム前の台所・食事室は、畳8帖に床の間・床柱、襖戸の観音開きの押入などがある、10帖の立派な和室です。
隣の6畳間と同様、真壁 仕様のため柱や長押があり、壁は砂壁、窓には障子、天井は板張りの純然たる和室でした。
リフォーム後:台所・食事室
これがリフォームの力、まるで別世界です。
和室の名残が一切ありません。
リフォーム後:台所・食事室
キッチンの扉は、色の濃いウォールナットです。
今回のインテリアの基調は白とベージュのコンビネーションですが、キッチンをダークウォールナットにして、空間に締まりを加えました。
リフォーム後:台所・食事室
ウォールナットの木目がとても素敵なキッチンです。
コンロは高齢者が安心して使えるように、安全性の高いIHクッキングヒーターを使いました
リフォーム後:台所・食事室
共同居住型住宅(シェアハウス)のセーフティネット住宅は賃貸住宅のため、不特定多数の住人が使用するキッチンのワークトップは、傷が付いても目立たないエンボス系ステンレストップを採用しました。
リフォーム後:台所・食事室 リフォーム後:台所・食事室
食事室に当たるスペースです。
リフォーム前は10帖の和室だったので、とてもゆったりした食事室になりました。

レンジフードを設置している壁と窓が重なっています。
1階リフォームプラン拡大版を見ていただければ、これは計画通りということが分かります。
リフォーム後:台所・食事室
壁と窓が重なっているところです。
壁から窓が10cmぐらい入っていますが、窓の開閉に支障はなく、意匠的にも使い勝手にもまったく問題はありません。
リフォーム後:台所・食事室
食事室から入口を見ています。
キッチン背面の壁はアクセントクロスにしてあります。
リフォーム後:台所・食事室
台所・食事室の入口も専用居室1と同じように、開閉が楽なアウトセット上吊り引戸にしました。
リフォーム後:台所・食事室
レンジフードの壁と窓が重なるプランにしたのは、食器棚や冷蔵庫を置いてもスムーズな動線を確保するため、キッチンを食事室側に寄せたからです。
リフォーム後:台所・食事室
このアクセントクロスはトイレで使ったものと同じ量産タイプのクロスです。
セーフティネット住宅といえどもみんなが集う場所のなので、オシャレな空間にしました。

量産タイプのクロスについては、アイネックス公式ブログ「シェアハウス型セーフティネット住宅リノベーション~リフォーム用クロスの使い分け」 をご覧ください。
リフォーム前:2階平面図 2階リフォームプラン