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戸建住宅リフォーム施工事例

豊島区空き家プロジェクト 厚労省「住宅セーフティネット制度」共同居住型住宅

予 算  : 900万円

■主な工事
真壁を大壁に変更・砂壁をクロスに貼替
床貼替
キッチン:場所を変えて新設
在来式浴室をユニットバスに変更
洗面台・洗濯機スペース新設
便器・ウォシュレット×2ヶ所新設
耐震改修工事
防火上(45分準耐火構造)有効な間仕切り壁に変更
セーフティネット住宅付帯設備設置
分電盤新設

腐朽部分を営繕、明るく清潔感のある住宅にリフォーム セーフティネット住宅に登録

リフォーム前:1階平面図 1階リフォームプラン
リフォーム前:玄関
リフォーム前の玄関です。
木造軸組工法の純和風住宅で、玄関の壁は砂壁を使っていました。
照明の光のせいもありますが、全体的に暗い雰囲気でした。
リフォーム後:玄関
玄関の引違い戸や三和土はクリーニングをしただけで、フォーム前の既存品を使用してます。
引違い戸の木枠(建具枠)や回り縁などの木部もリフォーム前のものですが、塗装をしたのでご覧の通り見違えりました。
壁は砂壁からクロスに変えて、天井と壁を白にしたことで、明るくて玄関が広く感じるようになりました。
天井照明は蛍光灯タイプの小型シーリングライトからLEDダウンライトに変更しました。
決して照度に優れたダウンライトを使ったわけではありませんが、LEDの光でリフォーム前より数段明るい玄関になりました。
靴を脱いだり履いたりするときの補助のために、玄関内にも幅広の手摺を設置しました。
リフォーム前:洗面所
ご覧のようにリフォーム前の洗面所にはドアがなく、洗面台が丸見えでした。
右はお風呂なので、洗面台があるスペースが脱衣場になると思うのですが、ドアがないというのはかなり珍しいです。
リフォーム前:洗面所 リフォーム前:洗面所
水回りの壁も砂壁でしたが、壁にはカビが発生して、床は腐って抜け落ちる寸前でした。
リフォーム後:洗面脱衣室入口
リフォーム後は洗面所ではなく洗面脱衣室になるので、当たり前のことですがドアを設置しました。
使用したドアは開き戸や引き戸ではなく、折れ戸です。

折れ戸は開閉時における前後の可動域が小さいため、狭いスペースやドアとドアが干渉する場合などに適しています。
リフォーム後:洗面脱衣室折れ戸 リフォーム後:洗面脱衣室折れ戸
開き戸を開けるとき、ノブがレバーハンドルの場合はレバーハンドルを下ろしてから引くまたは押す、握り玉の場合は回してから引くまたは押します。
折れ戸の場合は、レバーハンドルを手前に引くだけでドアが開くので、高齢者にはとてもやさしい操作性になっています。
リフォーム後:洗面脱衣室 リフォーム後:洗面脱衣室
とても清潔感漂う洗面脱衣室にリフォームされました。
リフォーム後:洗面脱衣室 リフォーム後:洗面脱衣室
洗面台の水栓は、シャワー水栓を設置しました。
髪を洗うというより、洗面ボウルをきれいに洗い流すのが主目的です。
リフォーム後:廊下⇔洗面脱衣室
廊下の床材はフロアタイルで、洗面脱衣室はクッションフロアを貼ってあります。
異なる材料のため、取り合い部には見切材を入れてあります。
もちろん床はバリアフリーです。
リフォーム後:洗面脱衣室
カビが発生していた壁も腐っていた床もご覧のようにすっかり修繕され、こんなにきれいになりました。
リフォーム前:2階平面図 2階リフォームプラン