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戸建住宅リフォーム施工事例

豊島区空き家プロジェクト 厚労省「住宅セーフティネット制度」共同居住型住宅

予 算  : 900万円

■主な工事
真壁を大壁に変更・砂壁をクロスに貼替
床貼替
キッチン:場所を変えて新設
在来式浴室をユニットバスに変更
洗面台・洗濯機スペース新設
便器・ウォシュレット×2ヶ所新設
耐震改修工事
防火上(45分準耐火構造)有効な間仕切り壁に変更
セーフティネット住宅付帯設備設置
分電盤新設

木造住宅空き家を共同居住型住宅(シェアハウス)型セーフティネット住宅にリフォーム

■築35年の2階建て木造住宅を共同居住型住宅(シェアハウス)型セーフティネット住宅にリフォーム:プラン図面
リフォーム前:1階平面図 1階リフォームプラン
リフォーム前:2階平面図 2階リフォームプラン

共同居住型住宅(シェアハウス)型セーフティネット住宅に登録する基準

共同居住型住宅(シェアハウス)型セーフティネット住宅に登録する基準
①耐震性を有すること
②専用居室は9㎡以上確保すること
③住宅全体の面積は、15㎡×居住人数+10㎡以上のこと

■耐震性を有すること:耐震補強工事
リフォームプラン1階:耐震補強工事
1階は台所・食事室南東コーナーの南面の壁、専用居室1南西コーナー両側の壁を耐震補強工事を行います。
リフォームプラン2階:耐震補強工事
2階は専用居室2南東コーナーの南面の壁、専用居室3南西コーナーの南面の壁を耐震補強工事を行います。
■専用居室は9㎡以上確保すること
リフォームプラン1階:専用居室は9㎡以上確保すること
専用居室は収納を除いた床面積が9.0㎡以上有することが登録基準として求められます。
1階は居室が1つで、居室1の床面積は9.4㎡なので基準を満たしています。
また、台所、食事室、便所、浴室、洗面所等を適切に設けることが求められます。
ゆったりした16.5㎡の台所・食事室を設けます。
リフォームプラン2階:専用居室は9㎡以上確保すること
2階は居室が3つあり、居室2と4の床面積は10.0㎡、居室3は10.8㎡なので、これも基準を満たしています。
■住宅全体の面積は、15㎡×居住人数+10㎡以上のこと
居住人数4で70㎡になりますが、この住宅の面積は約90㎡あるので、これも問題がありません。

建築基準法における「防火上主要な間仕切り壁」の施工

建築基準法における「防火上主要な間仕切り壁」とは、学校、保育園、就寝を伴う施設などの建物で、火災時に避難経路を確保するために重要となる壁のことです。
リフォームプラン1階:防火上主要な間仕切り壁 リフォームプラン2階:防火上主要な間仕切り壁
赤枠部分の壁を防火上45分準耐火構造にします。