戸建住宅リフォーム施工事例
中野区S邸~2世帯住宅の1階親世帯を専用玄関を新設して賃貸住宅にリフォーム
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予 算 : 250万円
■主な工事 賃貸住宅用玄関新設 玄関外階段造作 屋根(アルミ庇)設置 宅配ボックス設置 外壁タイル貼り 下駄箱設置 分電盤新設 |
リフォーム工事概要
2世帯住宅の1階(親世帯)を賃貸住宅として運用したいので、電気や水道、ガスをメーターから切り離し独立させて、専用の玄関を新設するリフォームです。
最初に大手リフォーム会社に見積りをしてもらったそうですが、あまりにも高いということでアイネックスにご相談をいただきました。
結果は大手リフォーム会社の半額以下の工事費で終わり、お引渡しの半月後には入居者が決まりました。
お客さまのリフォームのこだわり
・現在の外観に違和感が出ないように賃貸住宅用の玄関を新設
・落ち着いた雰囲気だがインパクトのある玄関にしたい
・電気、水道、ガスをオーナー住居から完全に独立させる
・賃貸住宅用に宅配ボックスを設置
・まだ築5年できれいなので、内装はできるだけ既存のものを使いたい
■1階リフォーム前平面図
玄関ポーチから入って右が1階の生活スペースで、正面に子世帯(オーナー住居)への階段があります。
2世帯住宅の玄関と分電盤は1つ(共同)で、1階用の洗濯機置き場はガレージ側にあります。
リフォーム前西面外観図 |
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斜線部分を賃貸住宅用にリフォームします。 |
■1階リフォームプラン 平面図
緑の範囲が賃貸住宅になります。
もとの入口開き戸は撤去して塞ぎ、賃貸住宅部で使用する電気はいまの分電盤から外して、新しく専用の分電盤を設置します。
洗濯機置き場も必要になるため、カウンター収納を撤去して洗濯機パンと水栓を取り付けます。
洗濯機用の給水と排水は事前調査で、床下を配管して増設できることは確認済みです。
肝心の賃貸住宅用専用玄関は、西面の窓のところに新設します。
■賃貸住宅部リフォームプラン 平面図
賃貸住宅部の平面詳細図です。
これが完成形です。
リフォームプラン:現在の外観に違和感がなく、雰囲気のある賃貸住宅用玄関
リフォーム前西面外観図 |
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赤枠のところが玄関ドアになります。 |
■リフォームプラン:賃貸住宅部玄関回り平面図
玄関は開き戸にします。
入って左に下駄箱、正面の引き戸を開けて部屋に入りますが、玄関三和土(たたき)からいきなりまたいで入るのではなく、三和土に小さい小上がりを設けます。
フローリングは既存品のままです。
■リフォームプラン:賃貸住宅部玄関回り立面図
階段を2段上がったところが玄関ドアになります。
この高さが室内の床より約8cm下がった位置で、三和土も同じ高さになります。
既存の外壁はサイディングで、新しい部分は玄関ドアを中心にタイルをシンメトリーに貼ります。
やはりシンメトリーにドアの上に屋根(アルミ庇)を設置します。
そして賃貸住宅には嬉しい宅配ボックスを玄関脇に設置します。