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戸建住宅リフォーム施工事例

杉並区阿佐ヶ谷~古い賃貸住宅を今どきにリフォームして即時入居決定

外壁・屋根のリフォーム~信頼できるリフォーム店を選ぶ!

■外壁・屋根のリフォーム
内装をいくらきれいにリフォームしても、外壁や屋根など外装が伴っていないと、賃貸住宅の場合は入居者募集時にはマイナスポイントになります。
今回のリフォーム工事は、内装リフォーム+外壁・屋根リフォームを総合的に行わせていただきました。
2階押入天井裏 リフォーム前の屋根
お客さまとの打合せで、2階の和室の天井から雨が漏れていると聞いて押入の天井裏を覗いてみました。
明らかに雨漏りの痕跡があります。
天井から雨が漏る場合、一概に屋根から漏っているとは言い切れません。
外壁から侵入した雨が天井裏を伝って、部屋の中央で雨漏りがする場合もあります。
しかし、この部位が濡れているということは100%屋根に原因があります。
現状の屋根はスレート屋根で、新築工事のときから一度も葺き替え(貼り替え、屋根材交換)をしたことがなく、5年ほど前に2度目の屋根の塗り替えをしたとのことです。
それなのに屋根から雨漏り...。 何かしら原因があるはずです。
リフォーム前の屋根 屋根の縁切り
リフォーム前のスレート屋根をズームして見ています。
屋根と屋根の間に隙間がありません。 屋根なので隙間などない方がいいのでは?と思われるかもしれませんが、実は逆で隙間がないと雨漏りの原因にさえなります。
右の画像はタスペーサーと言って、スレート屋根の塗り替え時に使用するもので、スレート屋根とスレート屋根の間に挟み込み、強制的に隙間を確保する部品です。
タスペーサーを挿入して塗装することで、重ね合わせた屋根と屋根の間を塗料が塞いでしまうことはありません。
まだタスペーサーがない時代は、塗装後にカッターや皮スキを使って、屋根がくっついてしまった部分を手作業で切っていました。
これを「縁切り作業」といい、手間と時間がかかる大変な作業でした。
手作業でもやらないといけないほど、この隙間は重要なのです。

スレート屋根の初回の塗り替え時は、1回の塗装では隙間が確保できるという理由で、タスペーサーを使用しないリフォーム店もありますが、2回目以降は必ずタスペーサーを使うなりして、縁切り作業をしなくてはいけません。
ちなみにアイネックスは、初回塗り替え時も必ずタスペーサーを使って縁切りをします。

上記を踏まえてもう一度左の画像をご覧ください。
タスペーサーも使っていませんし、縁切り作業もままなっていません。
施工した業者は、聞けば私も知っている杉並区では有名なリフォーム店です。
こんなことだから建築業界は、信用されない面があるのだと思います。
リフォーム後のスレート屋根1 リフォーム後のスレート屋根2
挿入したタスペーサーは、屋根と一緒に塗ってしまいます。
白丸部分にタスペーサーが入っています。
屋根と屋根の間に隙間があり、完璧に縁切り作業が行われています。
洋室1リフォーム後 洋室1リフォーム後
洋室1リフォーム後 洋室1リフォーム後
開き戸は、奥に見えている洋室2と同じホワイトオーク柄です。
■浴室のリフォーム
トップページでも触れましたが、お風呂は少し問題があります。
リフォーム前の既存図面をご覧いただくと、階段を上りきるところに収納があります。
その収納が問題です。
リフォーム前の階段部収納 リフォーム後
なぜこのような使いにくい場所に収納を造ったのでしょうか、理解に苦しみます。
当然撤去して壁にリフォームしました。
リフォーム前の浴室1 リフォーム前の浴室2
あんなところに収納を造ったばかりに、浴室は変形した形になっています。
なおかつ、ハーフタイプ(腰から下)のユニットバスを使っていて、水を受けるパンの上に収納を造ってありました。
解体したら中の木部は腐っているはずです。
まったく諸々のことが意味不明です!
リフォーム後の浴室1 リフォーム後の浴室2
1616サイズのユニットバスがきれいに納まりました。
これで水で木部が腐る心配はありませんね。
お客さまは最後まで迷われていましたが、賃貸住宅にもかかわらず浴室暖房乾燥機を設置されました。
仕様がとても高い賃貸住宅だと思います。
リフォーム後の浴室ドア リフォーム後の浴室前
階段を上がったところに浴室があります。
画像右は洋室1から見てますが、この賃貸住宅で唯一弱点があるなら脱衣室がないということですね。
さすがにこのスペースでは、脱衣室まで設けるのはできませんでした。
しかし、リフォーム工事が終了する前から入居者を募集して、竣工前には決まったので、リフォーム店としては本当に安心しました。
リフォーム後の廊下 リフォーム後のトイレ開き戸
別空間に変身しました。
トイレの開き戸は階段の勾配ギリギリまで高くしてあります。
リフォーム前の便器 リフォーム後の便器
今と昔では、便器のフォルムが全然違いますね。
リフォーム前のトイレ リフォーム後のトイレ
床はテラコッタ調のクッションフロアー、紙巻器は2連タイプを使いました。
リフォーム前はトイレ入口のまたぎ段差は、廊下側とトイレ側の両方にありましたが、リフォーム後はトイレ側だけに段差が残りました。
バリアフリーにもできましたが、階段の勾配部にトイレがあり、床を嵩上げするとトイレの天井高が低くなりすぎるのを避けるためです。
■1階リフォームプラン
1階は大きくリノベーションする予定です。
まず間仕切り壁と押入を撤去、2室を一つにまとめてリビングダイニングキッチンにして、部屋を広く見せて解放感を出します。
リフォーム前は2室あるため、廊下から居室に入る入口は2ヶ所ありましたが、開き戸を1ヶ所だけにして家具などを置けるスペースを増やします。
最大のポイントは、リビングから見えないところに洗濯機置き場と洗面台を持っていくことで、ユーティリティースペースを目立たなくします。
■1階リフォームプラン
一つの空間にして、LDKとユーティリティースペースを設けます。

このプランのリフォームポイントは、リビングからユーティリティースペースを出来るだけ見えないようにすることです。
LDKとユーティリティースペースを間仕切りることも可能ですが、その場合はリビングからユーティリティースペースに向かって左側に開き戸か引き戸を設置するようになります。
このスペースで入口建具を設置した場合は、ユーティリティーに収納を置く場所がかなり狭くなりますね。
ここは利便性を取って、間仕切らないのがベターです。
■1階リフォームプラン
一つの空間にして、LDKとユーティリティースペースを設けます。

このプランのリフォームポイントは、リビングからユーティリティースペースを出来るだけ見えないようにすることです。
LDKとユーティリティースペースを間仕切りることも可能ですが、その場合はリビングからユーティリティースペースに向かって左側に開き戸か引き戸を設置するようになります。
このスペースで入口建具を設置した場合は、ユーティリティーに収納を置く場所がかなり狭くなりますね。
ここは利便性を取って、間仕切らないのがベターです。
■リフォーム後LDK
見違えりました。
キッチンの左にユーティリティースペースがありますが、このアングルからではほとんど見えません。
リフォーム後LDK
見違えりました。
キッチンの左にユーティリティースペースがありますが、このアングルからではほとんど見えません。
リフォーム後LDK リフォーム後LDK
画像左:このアングルで洗面台が少し見ててきます。
画像右:キッチン側から玄関側を見ています。 とても広い空間にリフォームされたことが分かります。
リビング入口の開き戸は、賃貸住宅と言えども採光タイプを使用しました。
この開き戸を採光タイプにするか否かで、内覧の際の第一印象が大幅に変わります。
リフォーム前のユーティリティースペース リフォーム後
リフォーム前はこのスペースにはいわゆる流し台がありました。
今日の賃貸住宅事情におきましては、入居者は水回り住宅設備には特に重点を置きますので、キッチンは充実させて女性目線で考える必要があります。

リフォーム後のユーティリティースペースもキッチンカラーと同じ白で統一しました。
白が持つ清潔感と空間を広く見せる性質が活きてきます。
ここのリフォームポイントは、できるだけ隠しておきたい洗濯機置き場は必ず奥に設定することです。
リフォーム後キッチン リフォーム後洗面台
キッチンはシルバーとホワイトのコーディネイトで清潔感の中にも高い機能性を感じます。
洗面台は3面鏡タイプ、シャワー水栓、引出2段付と充実した内容です。
キッチンベースキャビネット部 キッチン吊戸棚部
キッチンのベースキャビネットは全部引出タイプ、ガスコンロの横には調味料用小引出もあり、収納がとても充実しています。
レンジフードは賃貸住宅では一般的なボックス型ではなく、操作部が薄型のデザインフードを使っています。
正面と左の袖壁にはキッチンパネルを貼って、毎日のお掃除がとても楽になっています。
リフォーム工事概要
約20年間住んでいた方で退去したので久しぶりに中の様子を見たら、長年窓を閉め切って換気をしていなかったらしく、とてもカビ臭かったそうです。
また、水回り住宅設備も一切掃除をしていなかったようで劣化が激しく、とても新しい入居者を募集できる状態ではないとのことで、リフォームプランごとご依頼いただきました。
ちなみにアイネックスは設計事務所ではありませんので、プラン・設計に関しては無償で行わせていただきます。

リフォームプラン

■1階
■1階リフォーム前間取り
東側(図面下)の部屋には、流し台となぜか離れたところに向かい合うように洗面ボウルと洗濯機置き場があります。 変形のダイニングと言っていいのでしょうか? 
西側は6畳の和室です。
典型的な古い和室です。 半畳の押入が1階の真中にあります。
■1階リフォームプラン
1階は大きくリノベーションする予定です。
まず間仕切り壁と押入を撤去、2室を一つにまとめてリビングダイニングキッチンにして、部屋を広く見せて解放感を出します。
リフォーム前は2室あるため、廊下から居室に入る入口は2ヶ所ありましたが、開き戸を1ヶ所だけにして家具などを置けるスペースを増やします。
最大のポイントは、リビングから見えないところに洗濯機置き場と洗面台を持っていくことで、ユーティリティースペースを目立たなくします。
■2階
2階既存図 2階リフォームプラン
■2階リフォーム前間取り
2階にお風呂と和室と洋室が一部屋ずつあります。
和室からベランダに出るようになっているのは、賃貸住宅としてはマイナス要因ですね。
お風呂はハーフユニット(腰高までのユニットバス)が入っていますが、浴室の形をよく見てください。
こんな形のユニットバスは今も昔も存在しません。 なにか変です。
画像左:ベランダに出る開き戸の位置が高いので、踏み台を使っているようです。非常に不便です。
画像右:浴室のハーフユニットです。階段を上がりきったところに収納を造っているため、こんな変な形になっています。
四角い形状のユニットバスのパン(水が漏れないようにするための樹脂製容器)は一体どうなっているのでしょうか? 
解体工事後に分かります。 恐いですね。
■2階リフォームプラン
和室は洋室にリフォームするので、その流れで押入は開き扉収納と折れ戸収納に変更します。
いたずらに開き扉と折れ戸を併用しているのではなく、敢えてそのようにしてあります。
立面プラン
押入の襖は通常の高さですが、内部は右側の下半分ほどが壁になっています。
図面をご覧いただければ分かりますが 階段室の天井が赤線のような形になっているためです。
そのため左半分は天井までの折れ戸にしてクローゼット仕様に、右は開き扉にして可動棚仕様にしています。
開き扉にする理由は、蒲団を収納する場合などに開き扉の方が大きく開くので使いやすいからです。

ベランダに出るところはリフォーム後も踏み台を使うでは意味がないので、しっかりした固定式のステップを造ります。
浴室は階段側から使う収納を撤去して、1616サイズのユニットバスを設置します。
駐車場の入口があるスペースのトランクルームです。
車との距離がわずか数歩なので、レジャーが大好きなご家族にはとても嬉しいトランクルームです。
リフォーム前は浴室だったところも開き扉付のトランクルームにして、大事なものはここに収納してもらいます。

スチール手摺・鉄柵の修繕リフォーム

ファサード(建物の正面)のリフォームは、スチール手摺(柵)の塗装や外部階段のレンガタイルの部分修繕を
行いました。
賃貸住宅として最低限の見栄えは、非常に重要なことです。
リフォーム前の画像でお分かりになりますか? 
スチール手摺(柵)の縦棒が、錆て一部欠損している部分さえあります。
こんなものまで元通りにリフォームで復元できます。
■洋室1(8畳)
以前の面影が全くなくなりました。
部屋自体の面積は変わっていないのに、ひとまわり広くなったように感じます。
ドアを開けたときと閉めたときです。
ダークブラウンとホワイトのコンビネーションがとても素敵です。
■洋室2(10畳)
取れない柱があるため左右対称に同サイズの収納+クローゼットを設置しましたが、隠蔽した真ん中の柱部分は
なんの違和感もなくスッキリ納まっています。
こうして見ると、板張り天井より白いクロスの天井のほうが天井が高くなった気がしますね。もちろんリフォーム前と後は同じ天井高です。
■2階廊下
いかがでしょうか?リフォームをするとこんなに変わるものです。
2階から見下ろしていますが、リフォーム前と比べて全くの異空間になっているのがよく分かります。
1階から地下に降りていきます。
中腹までくると、リフォームされてトランクルームに変身した地下スペースが見えてきます。

収納量が多い下駄箱は、いまや賃貸住宅の必須アイテム

2階から階段を降りてきたところが玄関です。
玄関は家の顔ともいいます。収納量が多い下駄箱は、履物が玄関に散らかることもなくなり、いつもきれいな顔を
保てます。
古めかしい和風の玄関が洋風にリフォームされて、とてもモダンな玄関に生まれ変わりました。
1階リフォームプラン
■システムキッチン
作業性がいい広い台所とキッチンは2m40cmと賃貸住宅には珍しくゆったりとしたサイズなので、十分二人で作業ができるのも嬉しいですね。
汚れが気になるレンジフードも、掃除が楽でデザイン性の高いものを使用しています。
■洗面室・トイレ・脱衣室・浴室
同じ位置から撮っていますが、全く様変わりしました。
正面の開き戸が洗面室・トイレ・脱衣室・浴室への入口です。
洗面室に入ると、左にトイレのドア、正面に脱衣室・浴室のドア、右に洗面台があります。
床は気品のあるマーブル調、広い脱衣室は親子での入浴には嬉しいですね。
ゆったりとした洗い場と浴槽があるお風呂は、一日の疲れを取る癒しのスペースです。
取れない柱もデザインとして使用
この柱を取ると構造補強工事費として約40万増額になるため、デザインとして使うことでリフォームコストを抑え
ました。
甦りリフォーム
38年のときを越えて、和風建築がこんなモダンに生まれ変わりました。